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クラウドストレージを比較して選ぶときは、料金だけでなく、容量・復元できる期間・共有や管理の機能を見る必要があります。NAS からの移行や NAS の運用終了を考えている人も、ここで条件を整理できます。この記事では、Synology Drive・Dropbox・Google ドライブ・OneDrive の4つを、公式ページの情報だけで比べます。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Dropbox。1人用の Professional プランは 3 TB のストレージで、削除したファイルを 180 日以内なら復元できます [5]
  • 2〜10人の会社なら、OneDrive。Microsoft 365 Business Basic は、ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージを使えます [4]
  • 無料で始めたい人なら、Google ドライブ。1ユーザーあたり 15 GB から使い始められ、必要に応じて 5 TB まで広げられます [3]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-23 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Synology Drive

料金は公式ページで確認

無料期間 なし・要確認

自分の NAS をプライベートクラウドにでき、ファイルロックで編集の競合を避けられる

Synology Driveの情報を公式で確認する

Dropbox

料金は公式ページで確認

無料枠 Basic プランは 2 GB

削除ファイルの復元は 30 日〜1 年。転送は Professional・Standard・Advanced で最大 100 GB

Dropboxの料金を公式で見る

OneDrive

料金は公式ページで確認

無料枠 Microsoft 365 無料プランは 5 GB

ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージ

OneDriveの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Dropbox2〜10人の会社OneDrive無料で始めたい人Google ドライブ
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

Dropbox1人用の Professional プランは 3 TB のストレージで、削除したファイルを 180 日以内なら復元できます [5]

Dropboxの料金を公式で見る

2〜10人の会社

OneDriveMicrosoft 365 Business Basic は、ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージを使えます [4]

OneDriveの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: 月額・年払いのサブスクリプションか、ライセンス不要で使えるかを見ます。Synology Drive は NAS にインストールして使うライセンスフリーのソリューションです [1]。Dropbox は月払いと年払いを選べます [2]。
  2. 容量と復元の期間: 使える容量と、削除したファイルを戻せる期間を見ます。Dropbox は 30 日から 1 年まで、プランで復元期間が違います [5]。Synology Drive の容量は、選ぶ NAS の空き容量で決まります [1]。
  3. 共有・管理・連携の範囲: 社内外への共有、権限、管理者向け機能、他のサービスとの連携を見ます。Google ドライブの共有ドライブや電子署名は、Business と Enterprise のプランが対象です [3]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Synology Drive要確認要確認ありあり
Dropbox要確認ありありあり
Google ドライブ要確認要確認あり要確認
OneDriveありありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][5][3][4]・料金は 2026-10-23 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

比較表(料金は 2026-10-23 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
Synology Driveライセンス料は不要。NAS 本体の価格は公式ページで確認 [1]公式ページで確認あらゆる規模の組織 [1]Windows AD、Windows・macOS・Ubuntu、iOS・iPadOS・Android [1]オンライン相談の窓口あり [1]自分の NAS をプライベートクラウドにでき、ファイルロックで編集の競合を避けられる [1]容量は選んだ NAS 次第で、同時ユーザー数などの上限はモデルごとに違う [1]
Dropbox公式ページで確認 [5]Basic プランは 2 GB [5]1人用から3人以上のチーム用まで [5]主要な AI ツールとの統合。Advanced は SSO にも対応 [5]Plus は優先メール、Professional はライブチャット、チーム向けは営業時間内の電話 [5]削除ファイルの復元は 30 日〜1 年。転送は Professional・Standard・Advanced で最大 100 GB [5]Basic は 2 GB まで。署名依頼は 3 件/月 [5]
Google ドライブ公式ページで確認 [3]公式ページで確認チームの規模を問わない [3]Gmail、Slack、Zoom、Salesforce など [3]公式ページで確認1ユーザーあたり 5 TB まで拡張でき、AI を使った検索ができる [3]共有ドライブ・電子署名・サードパーティ統合は Business と Enterprise が対象 [3]
OneDriveBusiness Basic 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)、Teams なしは税抜809円/ユーザー・月(税込889円)[4]Microsoft 365 無料プランは 5 GB [4]ID・アクセス管理は最大 300 ユーザーまで [4]Teams、SharePoint、Outlook、Exchange [4]公式ページで確認ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージ [4]年間サブスクリプションで自動更新。表示は消費税を含まない [4]

各サービスの公式情報

Synology Drive

ライセンス料は不要。NAS 本体の価格は公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
すでに Synology NAS を持っていて、追加の費用をかけずに社内のプライベートクラウドにしたい人 [1]
向かない人
NAS を新しく用意したくない人。Synology Drive は NAS にインストールして使い、容量は選んだ NAS で決まります [1]
長所
ライセンス料が不要で、オンデマンド同期やバージョン履歴、リモートワイプなどの機能がある [1]
短所
容量は NAS の空きスペースに依存し、同時ユーザー数の上限はモデルごとに違う [1]
料金
ライセンス料は不要。NAS 本体の価格は公式ページで確認 [1]

Synology Driveの料金はいくら?

ライセンス料は不要。NAS 本体の価格は公式ページで確認 [1]。

Synology Drive は、NAS のパッケージセンターからインストールして使います [1]。PC は Windows・macOS・Ubuntu、モバイルは iOS・iPadOS・Android に対応しています [1]。自分の NAS をプライベートクラウドとして使いたい場合の選択肢です [1]。

Synology Driveの情報を公式で確認する

Dropbox

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
1人で大容量を使いたい人や、3人以上のチームでファイルを共有したい人 [5]
向かない人
無料枠で大容量を使いたい人。Basic プランは 2 GB です [5]
長所
削除ファイルの復元期間が長く、Advanced は 1 年間さかのぼれる [5]
短所
電話サポートは Standard と Advanced のチーム向けプランが対象 [5]
料金
料金は公式ページで確認してください [5]

Dropboxの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [5]。

Dropbox は、個人向けの Plus、プロフェッショナル向けの Professional、チーム向けの Standard と Advanced を用意しています [5]。ファイル転送は Plus が最大 50 GB、Professional・Standard・Advanced は最大 100 GB です [5]。支払いは月払いと年払いから選べます [2]。

Dropboxの料金を公式で見る

Google ドライブ

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
Gmail やドキュメントなど Google のサービスをすでに使っている人 [3]
向かない人
共有ドライブや電子署名を使いたいのに、Business 以外のプランで始めたい人 [3]
長所
15 GB から 5 TB まで容量を広げられ、PDF への注釈や AI による検索ができる [3]
短所
履歴ビューなどのプレミアム機能は Business と Enterprise が対象 [3]
料金
料金は公式ページで確認してください [3]

Google ドライブの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [3]。

Google ドライブは、Windows と macOS 向けのデスクトップ版で同期できます [3]。ほかのストレージからの移行には、Google が用意する移行ツールを使えます [3]。個人向けの Google One の容量プランは、別の公式ページで確認してください [6]。

Google ドライブの機能を公式で確認する

OneDrive

Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
Teams や Outlook など Microsoft 365 のサービスとまとめて使いたい会社 [4]
向かない人
月払いを希望する法人。表示されている法人向けの料金は、年払いの月額相当です [4]
長所
Business Basic は、ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージが付く [4]
短所
年間サブスクリプションは自動更新され、表示価格に消費税は含まれない [4]
料金
Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[4]

OneDriveの料金はいくら?

Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[4]。

OneDrive の法人向けプランは、最大 300 ユーザーまでの ID・アクセス管理が付きます [4]。Teams を使わない場合は、Teams なしの Business Basic も選べます [4]。個人向けには、Microsoft 365 Basic などのプランもあります [7]。

OneDriveの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

SECURITY ACTIONとは?

SECURITY ACTIONとは、中小企業が情報セキュリティ対策ガイドラインの内容に取り組むことを、自分で宣言する制度です [8]

情報セキュリティ6か条とは?

情報セキュリティ6か条とは、はじめに取り組んでほしい5か条に「バックアップを取ろう!」を加えた、中小企業向けの対策の指針です [8]

関係する制度

くわしく読む

IPA の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」は、個人事業主や小規模事業者を含む中小企業等の利用を想定しています [8]。第4.0版は2026年3月27日に公開され、最終更新日は2026年9月30日です [8]。

第4.0版では、はじめに取り組む5か条に「バックアップを取ろう!」が加わり、6か条になりました [8]。

付録7として「中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き」(全8ページ)が公開されています [8]。事業継続については、内閣府が「事業継続ガイドライン」(令和5年3月)を公開しています [9]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・OneDrive の Business Basic を1年使う場合税込13,836円社員5人・OneDrive の Business Basic を1年使う場合税込69,180円社員5人・Teams なしの Business Basic を1年使う場合税込53,340円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-23 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・OneDrive の Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/月 × 12か月 = 税込13,836円(2026-10-23時点の料金から計算)
  • 社員5人・OneDrive の Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-23時点の料金から計算)
  • 社員5人・Teams なしの Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込889円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込53,340円(2026-10-23時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。Dropbox、Google ドライブ、Synology Drive の金額は、公式ページで確認してください。

よくある質問

Q. クラウドストレージと NAS は何が違いますか?

Synology Drive は、自分の Synology NAS をプライベートクラウドとして使う仕組みです [1]。容量は選んだ NAS のストレージ次第で決まります [1]。Dropbox・Google ドライブ・OneDrive は、各社が用意するプランの容量を使います [3][4][5]。

Q. NAS をやめてクラウドストレージに移行できますか?

Google は、現在のストレージから Google Workspace へデータを移すための移行ツールとサービスを案内しています [3]。Dropbox の Advanced には移行指示の機能があります [5]。NAS の運用終了に伴う手順や対応状況は、公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 無料で使えるクラウドストレージの容量はどのくらいですか?

Dropbox の Basic プランは 2 GB です [5]。Google アカウントには最大 15 GB の保存容量が提供されています [6]。OneDrive の Microsoft 365 無料プランは 5 GB です [4]。

Q. クラウドストレージに置けばバックアップは不要ですか?

IPA のガイドラインは、はじめに取り組む対策として「バックアップを取ろう!」を挙げています [8]。Dropbox は削除ファイルを 30 日から 1 年まで復元できます [5]。Synology Drive は重要なフォルダのバックアップ機能を備えています [1]。