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顧客の個人情報を保管するクラウドストレージを選ぶときは、容量や価格だけでなく、暗号化・アクセス管理・外部との共有方法まで見ておく必要があります。この記事では、Dropbox、Box、Google ドライブ、Microsoft OneDrive、Google One の公式情報を、個人情報の保管という視点で整理します。公的機関の資料もあわせて紹介します。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Dropbox。1人用の Professional は 3 TB のストレージで、パスワード保護ファイルを使えます [1]
  • 2〜10人の会社なら、Box。Business は購入するユーザー数が3名からで、SOC 1/2/3 のコンプライアンスをサポートします [2]
  • 無料で始めたい人なら、Dropbox。Basic は無料で、2 GB のストレージにファイルを保存して共有できます [5]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-28 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Dropbox

料金は公式ページで確認

無料枠 Basic は無料(2 GB)

削除ファイルの復元は 180 日以内から 1 年以内まで

Dropboxの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Dropbox2〜10人の会社Box無料で始めたい人Dropbox
記事の結論と同じ内容です

結論

2〜10人の会社

BoxBusiness は購入するユーザー数が3名からで、SOC 1/2/3 のコンプライアンスをサポートします [2]

Boxの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2保管データの守り方3人数と共有の範囲下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [2][1][4]
  1. 料金の形: 税込か税抜かが出典から読み取れるサービスだけ、金額を載せています。読み取れないサービスは「公式ページで確認」としています [2]
  2. 保管データの守り方: 暗号化、アクセス権、削除したファイルの復元期間を見ます [1][4]
  3. 人数と共有の範囲: 1人用か3人以上か、社外との共有を見ます [1][2]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Dropbox要確認ありありあり
Boxありありありあり
Google ドライブ要確認要確認ありあり
Microsoft OneDrive要確認要確認ありあり
Google One要確認ありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [5][1][2][4][6][7]・料金は 2026-10-28 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

比較表(料金は 2026-10-28 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
Dropbox公式ページで確認Basic は無料(2 GB)[5]1人用、3人以上用 [1]主要な AI ツールとの統合 [1]Standard は営業時間内の電話 [5]削除ファイルの復元は 180 日以内から 1 年以内まで [1]キー管理などは Advanced の欄にある [1]
BoxBusiness 税込1,980円/ユーザー・月[2]、Business Plus 税込3,300円/ユーザー・月[2]14日間無料で試せる [2]購入は3名から [2]1,500以上のアプリ・機能の統合 [2]Enterprise Plus は24時間サポート [2]ストレージ容量は無制限 [2]Business は外部のコラボレータが1名ごとの課金 [2]
Google ドライブ公式ページで確認公式ページで確認チームの規模を問わない [4]Gmail、Slack、Zoom など [4]ビジネス向けは充実したサポート [4]クライアントサイド暗号化、DLP ポリシーなどの機能 [4]クライアントサイド暗号化などは Business と Enterprise のプラン向け [4]
Microsoft OneDrive公式ページで確認公式ページで確認個人向けは1人から最大6人 [6]Word、Excel などの Microsoft 365 アプリ [6]サポートあり [6]期限付きリンク、ランサムウェアの検出と復元 [6]容量は1人あたり 100 GB か 1 TB [6]
Google One公式ページで確認15 GB の保存容量 [7]Basic は最大5人でストレージ共有 [7]Google フォト、ドライブ、Gmail [7]公式ページで確認100 GB から 5 TB までの容量プラン [7]Google フォト、ドライブ、Gmail で容量を共有 [7]

各サービスの公式情報

Dropbox

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
1人で使う人と、3人以上のチームの両方 [1]
向かない人
エンド ツー エンド暗号化が必要で、Advanced 以外を考えている人 [1]
長所
削除したファイルの復元期間が、Plus の 30 日以内から Advanced の 1 年以内まで選べます [5][1]
短所
Enterprise は価格の問い合わせが必要です [5]
料金
税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [5]

Dropboxの料金はいくら?

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [5]。

Standard は3人以上向けで、チーム全体で 5 TB のストレージです [1]。Advanced はシングル サインオンも備えています [1]。

Dropboxの料金を公式で見る

Box

Business 税込1,980円/ユーザー・月

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
3人以上で、社外ともファイルを共有する会社 [2]
向かない人
1人だけで使いたい人。購入は3名からです [2]
長所
ストレージ容量が無制限で、SOC 1/2/3 に対応します [2]
短所
Business は1ファイルのアップロード上限が 5 GB で、外部のコラボレータは1名ごとに課金されます [2]
料金
Business 税込1,980円/ユーザー・月[2]

Boxの料金はいくら?

Business 税込1,980円/ユーザー・月[2]。

Business Plus は外部のコラボレータの上限がなく、高度な管理とコントロールが加わります [2]。

Boxの料金を公式で見る

Google ドライブ

公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
Gmail などと同じ環境で管理したい会社 [4]
向かない人
Business プランと Enterprise プラン以外で、クライアントサイド暗号化などを使いたい人 [4]
長所
ランサムウェア検出、クライアントサイド暗号化、Vault などの機能があります [4]
短所
ランサムウェアの検知やクライアントサイド暗号化といった機能が使えるのは、Google Workspace の Business プランおよび Enterprise プランです [4]
料金
公式ページで確認してください [4]

Google ドライブの料金はいくら?

公式ページで確認してください [4]。

共有では、編集・コメント・閲覧の権限を使い分け、有効期限も設定できます [4]。

Google ドライブの料金を公式で確認する

Microsoft OneDrive

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
Word や Excel と合わせて使いたい人 [6]
向かない人
複数人のプランで、全員が AI 機能を使いたい人 [6]
長所
パスワード保護や有効期限付きのリンク、ランサムウェアの検出とファイルの復元に対応します [6]
短所
掲載プランは1人用と最大6人用で、容量は1人あたり 100 GB か 1 TB です [6]
料金
税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [6]

Microsoft OneDriveの料金はいくら?

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [6]。

Microsoft OneDriveの料金を公式で見る

Google One

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
少人数で容量を分け合って使いたい人 [7]
向かない人
Google フォト、ドライブ、Gmail の容量を別々に確保したい人 [7]
長所
100 GB から 5 TB までの容量プランがあり、Basic は最大5人でストレージを共有できます [7]
短所
容量は Google フォト、ドライブ、Gmail で共有されます [7]
料金
税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [7]

Google Oneの料金はいくら?

税込か税抜かが読み取れないため、料金は公式ページで確認してください [7]。

Google Oneの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

漏えい等報告とは?

漏えい等報告とは、個人データの漏えい等(またはそのおそれ)が定められた要件に当てはまるときに、事業者が個人情報保護委員会へ行う報告です [9]

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは?

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは、IPA が中小企業向けに、対策の考え方と段階的な進め方をまとめたものです [10]

関係する制度

くわしく読む

個人情報保護委員会の「法令・ガイドライン等」のページには、事業者向けのガイドラインとして通則編や外国への提供を扱う編、Q&A、委託先管理の着眼点が並んでいます [8]。

漏えい等報告は、要件に当てはまる場合に義務付けられています [9]。要件には、要配慮個人情報を含むものや、本人の数が1,000人を超えるものがあります [9]。

ランサムウェア等で個人データが暗号化され、復元できなくなった場合も例に挙がっています [9]。報告は、発覚したらまず速やかに行います。不正の目的のおそれがある場合は、発覚日から60日以内です [9]。それ以外の場合の期限は、公式ページで最新の情報を確認してください。

IPA の中小企業向けガイドラインは第4.0版です [10]。「バックアップを取ろう!」を加えた情報セキュリティ6か条や、付録のクラウドサービス安全利用の手引き(全8ページ)が含まれます [10]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

社員3人・Box の Business を1年使う場合税込71,280円社員5人・Box の Business を1年使う場合税込118,800円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-28 時点
計算式と前提を見る
  • 社員3人・Box の Business を1年使う場合: 計算式: 税込1,980円/人・月 × 3人 × 12か月 = 税込71,280円(2026-10-28時点の料金から計算)
  • 社員5人・Box の Business を1年使う場合: 計算式: 税込1,980円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込118,800円(2026-10-28時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はアドオンや購入方法で変わることがあります [2]。

よくある質問

Q. 顧客の個人情報をクラウドストレージに預けるとき、まず何を確認しますか?

個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)と、委託先管理に関する着眼点の資料があります [8]。IPA にはクラウドサービス安全利用の手引きもあります [10]。契約や法律上の判断は、専門家に確認してください。

Q. 漏えいが起きたとき、報告は必要ですか?

要件に当てはまる場合は、個人情報保護委員会への漏えい等報告が義務付けられています [9]。期限は、発覚したら速やかに、と示されています [9]。

Q. プランによって、暗号化や管理の機能は違いますか?

違います。Dropbox は Advanced の欄にエンド ツー エンド暗号化と高度なキー マネジメントが載っています [1]。Box は Business Plus で高度な管理とコントロール、Enterprise Plus で脅威検知ルールとアラートが加わります [2]。