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クラウドストレージを法人で使うときは、料金だけでなく、容量の持ち方、ユーザー数、守り方を合わせて選ぶ必要があります。今回は、NAS からの移行や NAS の入れ替えを考えている人も想定して、Synology Drive、Dropbox、Google ドライブの3つを、公式ページの情報だけで整理しました。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Dropbox の Professional です。1人用で、3 TB のストレージと、180日以内に削除したファイルの復元が付きます [5]
  • 2〜10人の会社なら、Google ドライブ(Google Workspace)です。1ユーザーあたり15 GB から5 TB まで容量を広げられます [3]
  • NAS を使い続けたい人なら、Synology Drive です。手元の Synology NAS に入れるだけで、ライセンス料は不要です [1]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-26 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Dropbox

料金は公式ページで確認

無料枠 Basic は無料で2 GB、Professional・Standard・Advanced は30日間の無料トライアル

削除ファイルの復元は Standard で180日

Dropboxの料金を公式で見る

Google ドライブ

料金は公式ページで確認

無料枠 無料試用の案内あり

1ユーザーあたり最大5 TB

詳しく見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Dropbox の Professional です2〜10人の会社Google ドライブ(Google Workspace)ですNAS を使い続けたい人Synology Drive です
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

Dropbox の Professional です1人用で、3 TB のストレージと、180日以内に削除したファイルの復元が付きます [5]

Dropboxの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2容量とユーザー数3データの守り方下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [1][5][3][8]
  1. 料金の形: 月額のプランか、機器を買って使うかで、費用のかかり方が変わります。Synology Drive はライセンス料が不要ですが、容量は選んだ NAS で決まります [1]
  2. 容量とユーザー数: Dropbox のチーム向けプランは3人以上用で、容量はチーム全体で共有します [5]。Google ドライブはユーザーごとに容量を選べます [3]
  3. データの守り方: 復元できる期間、バックアップ、権限管理を比べます。IPA の中小企業向けガイドラインでも、バックアップが基本の対策に加わっています [8]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Synology Drive要確認ありありあり
Dropbox要確認ありありあり
Google ドライブ要確認ありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][5][3]・料金は 2026-10-26 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

比較表(料金は 2026-10-26 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
Synology DriveDrive 自体はライセンス料不要。NAS 本体の料金は公式ページで確認 [1]ライセンスフリー [1]あらゆる規模の組織 [1]Windows AD、Synology Office [1]オンライン相談の窓口あり [1]追加費用なしで自分専用のプライベートクラウドにできる [1]容量とユーザー数は NAS のモデルで決まる [1]
Dropbox料金は公式ページで確認 [5]Basic は無料で2 GB、Professional・Standard・Advanced は30日間の無料トライアル [5]1人用と3人以上用のプラン [5]主要な AI ツールとの統合 [5]メール、チャット、営業時間内の電話(プランで異なる)[5]削除ファイルの復元は Standard で180日 [5]Standard は3人以上用で、1〜2人なら別プランになる [5]
Google ドライブ料金は公式ページで確認 [3]無料試用の案内あり [3]中小企業向け・大企業向けのプラン [3]Slack、Zoom、Salesforce など [3]公式ページで確認1ユーザーあたり最大5 TB [3]共有ドライブや電子署名は Business と Enterprise のプランで使える機能 [3]

各サービスの公式情報

Synology Drive

Drive 自体は無料で使えます。NAS 本体の料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
すでに Synology NAS があり、データを自社の手元に置いたまま外出先でも使いたい人 [1]
向かない人
NAS 本体を用意したくない人。容量は NAS のストレージに依存します [1]
長所
ライセンス料が不要で、Windows、macOS、iOS など複数の環境から使えます [1]
短所
最大ユーザー数はモデルごとに異なり、製品ページの仕様で確認する必要があります [1]
料金
Drive 自体は無料で使えます。NAS 本体の料金は公式ページで確認してください [1]

Synology Driveの料金はいくら?

Drive 自体は無料で使えます。NAS 本体の料金は公式ページで確認してください [1]。

Synology NAS のパッケージセンターからインストールして使います [1]。ファイルの同期やバックアップ、バージョン履歴の復元にも対応します [1]。拠点が複数ある場合は、ShareSync で他の Synology 機器と同期できます [1]。

Synology Driveの機能を公式で見る

Dropbox

プランごとの料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
1人で大きな容量を使いたい人(Professional)や、3人以上で容量を共有したいチーム(Standard)[5]
向かない人
無料のまま業務で使いたい人。Basic は2 GB までです [5]
長所
Standard は5 TB をチーム全体で共有でき、削除ファイルは180日以内なら復元できます [5]
短所
チーム向けの Standard と Advanced は3人以上用です [5]
料金
プランごとの料金は公式ページで確認してください [5]

Dropboxの料金はいくら?

プランごとの料金は公式ページで確認してください [5]。

上位の Advanced は、15 TB からの容量、1年以内の復元、シングルサインオンなどが付きます [5]。Enterprise は価格が問い合わせ制です [5]。

Dropboxの料金を公式で見る

Google ドライブ

プランごとの料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
Gmail やカレンダーなど Google のサービスを会社で使っていて、ファイルもまとめたい人 [3]
向かない人
Business と Enterprise 以外のプランで、共有ドライブや電子署名を使いたい人 [3]
長所
1ユーザーあたり15 GB から5 TB まで容量を広げられます [3]
短所
共有ドライブ、履歴ビュー、電子署名は Business と Enterprise のプラン向けの機能です [3]
料金
プランごとの料金は公式ページで確認してください [3]

Google ドライブの料金はいくら?

プランごとの料金は公式ページで確認してください [3]。

現在使っているストレージからの移行には、Google が用意する移行ツールとサービスを使えます [3]。パソコン版ドライブは Windows と macOS で使えます [3]。

Googleドライブの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

SECURITY ACTIONとは?

SECURITY ACTIONとは、中小企業が情報セキュリティ対策ガイドラインの対策に取り組むと、自分で宣言する制度です [8]

事業継続ガイドラインとは?

事業継続ガイドラインとは、内閣府の防災担当が公表している、あらゆる危機的事象を乗り越えるための戦略と対応をまとめたガイドラインです [9]

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは?

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは、IPAが公開している、経営者が認識すべき指針と、社内で対策を進める手順をまとめたものです [8]

関係する制度

くわしく読む

IPA の中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインは、第4.0版で「バックアップを取ろう!」を加え、情報セキュリティ6か条にしました [8]。

同じガイドラインの付録7は、中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引きです(全8ページ)[8]。

また、内閣府は事業継続ガイドラインを公開しています [9]。詳しい要件は各公式ページで最新の情報を確認してください。

費用の目安(計算例)

今回の3サービスは、出典から税込の金額を読み取れませんでした。そのため、ここでは保存容量の計算だけを載せます。

  • Plus(2 TB)を2人が別々に契約した場合の合計容量: 計算式: 2TB × 2人 = 4TB(容量のみの計算。税込の料金は公式ページで確認、2026-10-26時点の掲載内容から計算)[5]
  • Professional(3 TB)を3人が別々に契約した場合の合計容量: 計算式: 3TB × 3人 = 9TB(容量のみの計算。税込の料金は公式ページで確認、2026-10-26時点の掲載内容から計算)[5]

チーム向けの Standard は、3人以上でチーム全体の5 TB を共有する形です [5]。

よくある質問

Q. 法人向けのクラウドストレージは、どこを見て選べばよいですか?

料金の形、容量とユーザー数、復元やバックアップの仕組みの3点を見ます。IPA のガイドラインでも、バックアップは基本の対策に位置づけられています [8]。契約前に読める資料として、付録7の手引きもあります [8]。

Q. NAS からクラウドストレージへ移すとき、どう進めますか?

Google ドライブには、現在のストレージからデータを移す移行ツールとサービスがあります [3]。Synology Drive は、Synology NAS とパソコンの間でファイルを同期できます [1]。具体的な手順は公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. クラウドストレージを使えば、バックアップは不要ですか?

そうとは限りません。Dropbox は削除ファイルを一定期間だけ復元でき、期間はプランで異なります [5]。Synology Drive には、重要なフォルダをバックアップする機能があります [1]。復元できる期間と範囲を、プランごとに確認してください。

Q. 無料で試せるクラウドストレージはありますか?

Dropbox の Basic は無料で、2 GB まで使えます [5]。Professional・Standard・Advanced には30日間の無料トライアルがあります [5]。Synology Drive はライセンス料が不要です [1]。ただし、NAS 本体は別に必要です。