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テレワークで社内チャットを使うときは、料金だけでなく、暗号化・認証・履歴の制限といったセキュリティ面も確認しておきたいところです。この記事では Slack・Chatwork・Microsoft Teams の3つを、公式ページの情報だけで整理しました。公的機関が公開しているテレワークと情報セキュリティの資料も、あわせて紹介します。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Chatwork。個人から使えるプランがあり、無料のフリープランもあります [2]
- 2〜10人の会社なら、Microsoft Teams。従業員1〜300人向けのプランで、会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれます [3]
- 無料で始めたい人なら、Slack。フリープランはずっと無料で、メッセージ履歴は90日間です [1]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-17 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込658円/月
無料枠 1か月の無料試用(クレジットカードが必要)
会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれる
税込770円/月〜
無料枠 フリープランは無料
有料プランはメッセージ閲覧とユーザー数が無制限
料金は公式ページで確認
無料枠 フリープランはずっと無料
暗号化・2要素認証・シングルサインオン・アクセスログなどの項目がある
選び方
結論
1人で使う人
Chatwork個人から使えるプランがあり、無料のフリープランもあります [2]
2〜10人の会社
Microsoft Teams従業員1〜300人向けのプランで、会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれます [3]
無料で始めたい人
Slackフリープランはずっと無料で、メッセージ履歴は90日間です [1]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: Chatwork と Teams の料金表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [2][3]。Slack の有料プランは、出典から税込か税抜かが読み取れないため、金額を載せていません [1]。
- セキュリティ機能: 暗号化、2段階(2要素)認証、シングルサインオン、アクセス制御、サポート体制を見ます。どのプランで使えるかは、各社の公式ページで確認してください。
- 無料枠と履歴の制限: 無料プランで見られるメッセージの期間、人数、連携できるアプリの数を比べます。履歴の制限は、テレワーク中のやり取りを後から探せるかどうかに関わります。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Slack | 要確認 | あり | あり | 要確認 |
| Chatwork | あり | あり | 要確認 | あり |
| Microsoft Teams | あり | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Slack | フリー 無料 [1]。有料プランは料金を公式ページで確認してください | フリープランはずっと無料 [1] | 公式ページで確認 | アプリ連携は無料で最大10個、有料プランは無制限 [1] | 年中無休・24時間のサポートの記載あり。プラン別の内容は公式ページで確認 [1] | 暗号化・2要素認証・シングルサインオン・アクセスログなどの項目がある [1] | フリーはメッセージ履歴90日、ミーティングは1対1のみ [1] |
| Chatwork | スタンダード(年間契約)1ユーザー/月 税抜700円(税込770円)、プロフェッショナル(年間契約)1ユーザー/月 税抜1,200円(税込1,320円)[2] | フリープランは無料(100人まで/組織)。有料は1ヶ月間無料トライアル [2] | 個人から大企業・官公庁まで [2] | 外部サービス連携(API)の項目あり。連携先は公式ページで確認 [2] | プロフェッショナルは管理者向けのチャットサポート [2] | 有料プランはメッセージ閲覧とユーザー数が無制限 [2] | フリーは直近40日以内のメッセージのみ。プロフェッショナルは最小5ユーザー [2] |
| Microsoft Teams | Teams Essentials 1ユーザー/月相当・年払い 税抜599円(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)[3] | 1か月の無料試用(クレジットカードが必要)[3] | 従業員1〜300人 [3] | 250種類以上の Teams 向け統合ビジネスアプリ [3] | 電話/Webサポートをいつでも利用可能 [3] | 会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれる [3] | 年払いで自動更新。Teams Essentials のライブキャプションは英語のみ [3] |
各サービスの公式情報
Slack
フリーは無料です。有料プランの料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- まず無料で試し、あとから有料プランへ上げたい人 [1]
- 向かない人
- フリープランで長い履歴や多くのアプリ連携が必要な人。履歴は90日、アプリは最大10個です [1]
- 長所
- 保存時と転送時の暗号化、2要素認証、セッションの有効期限、アクセスログなどが機能比較に並びます [1]
- 短所
- フリープランのミーティングと外部メッセージは1対1のみです [1]
- 料金
- フリーは無料です [1]。有料プランの料金は公式ページで確認してください
Slackの料金はいくら?
フリーは無料です [1]。有料プランの料金は公式ページで確認してください。
Slack は監査ログ、データ損失防止、シングルサインオンなどに対応していると案内しています [1]。ただし、どのプランで使えるかは機能表から読み取れません。公式ページで最新の内容を確認してください。
有料プランには、無制限のメッセージ履歴とグループミーティングが含まれます [1]。有料プランの金額は、税込か税抜かが出典に書かれていないため、この記事では載せていません。
Chatwork
スタンダード(年間契約)1ユーザー/月 税抜700円(税込770円)、プロフェッショナル(年間契約)1ユーザー/月 税抜1,200円(税込1,320円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- 個人から大企業・官公庁まで、規模や用途に合わせてプランを選びたい人 [2]
- 向かない人
- 一部のユーザーだけ有料にしたい人。フリーから有料へのアップグレードは、組織内の全ユーザーが対象です [2]
- 長所
- 有料プランはメッセージ閲覧とユーザー数が無制限です。プロフェッショナルには、セキュリティ/リスク管理の機能が加わります [2]
- 短所
- フリープランで見られるメッセージは直近40日以内で、プロフェッショナルは最小5ユーザーです [2]
- 料金
- スタンダード(年間契約)1ユーザー/月 税抜700円(税込770円)、プロフェッショナル(年間契約)1ユーザー/月 税抜1,200円(税込1,320円)[2]
Chatworkの料金はいくら?
スタンダード(年間契約)1ユーザー/月 税抜700円(税込770円)、プロフェッショナル(年間契約)1ユーザー/月 税抜1,200円(税込1,320円)[2]。
機能一覧には、2段階認証、社外ユーザー制限、モバイル端末制限、ファイル送信禁止、シングルサインオン、IPアドレス制限、専用URL機能が並びます [2]。どのプランで使えるかは、公式ページで確認してください。
月間契約の場合は、スタンダードが税抜840円(税込924円)です [2]。料金ページには2024年11月現在の情報という注記があります [2]。契約前に、公式ページで最新の料金を確認してください。
Microsoft Teams
Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月相当(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月相当(税込1,153円)。どちらも年払いです
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- 従業員1〜300人の規模で、チャット・通話・会議を一つのサービスで使いたい人 [3]
- 向かない人
- 従業員301人以上の組織。このページのプランが対象とするのは1〜300人です [3]
- 長所
- 会議・チャット・通話・ファイルのデータ暗号化が含まれ、電話/Webサポートをいつでも利用できます [3]
- 短所
- 年間サブスクリプションで自動更新されます。サインアップにはクレジットカードが必要です [3]
- 料金
- Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月相当(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月相当(税込1,153円)。どちらも年払いです [3]
Microsoft Teamsの料金はいくら?
Teams Essentials 税抜599円/ユーザー・月相当(税込658円)、Microsoft 365 Business Basic 税抜1,049円/ユーザー・月相当(税込1,153円)。どちらも年払いです [3]。
1か月の無料試用が終わると、サブスクリプションは自動的に有料へ切り替わります [3]。有料サブスクリプションの開始から7日間はキャンセルでき、キャンセルすると関連データはすべて削除されます [3]。データの扱いは、契約前に公式ページで確認してください。
Teams Essentials のクラウドストレージは1ユーザーあたり10GBです [3]。Microsoft 365 Business Basic は1TBで、最大300ユーザーのコアID・アクセス管理を備えます [3]。
用語の定義
くわしく読む
テレワークとは?
テレワークとは、勤務先のオフィスを離れた場所で通信ネットワークを使い、オフィスにいるのと近い環境で働く勤務形態のことで、在宅勤務・サテライトオフィス勤務・モバイルワークといった形態があります [5]
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自らIPAのガイドラインに示された情報セキュリティ対策に取り組むと宣言する制度です [6]
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは?
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインとは、経営者が認識して実施すべき指針と社内で対策を実践する手順や手法をまとめた、個人事業主や小規模事業者を含む中小企業向けの資料です [6]
関係する制度
くわしく読む
厚生労働省は、雇用型テレワークについて、適切な労務管理のもとで普及を促す施策を行っています [4]。「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」は、労働基準関係法令の適用に関する留意点など、労務管理の留意点を示しています [4]。
テレワークを円滑に実施するには、労使で協議したルールを就業規則に定め、労働者に周知することが望ましいとされています [4]。ひな形として「テレワークモデル就業規則」が公開されていて、令和7年7月に改訂されました [4]。
人材確保等支援助成金(テレワークコース)は、適切な労務管理下でテレワークを制度として導入・実施し、効果をあげた中小企業事業主に支給される助成金です [4]。金額や要件は、公式ページで最新の内容を確認してください。
相談先として、厚生労働省はテレワーク相談センターを案内しています。導入・実施時の労務管理やICTに関する課題について質問できます [4]。テレワーク総合ポータルは、労務管理やICTに関するコンサルティングを3回まで無料で実施すると案内しています [5]。
情報セキュリティの面では、IPAが「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版を2026年3月27日に公開しています [6]。はじめに取り組む対策は、バックアップが加わって情報セキュリティ6か条になりました [6]。付録には「中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き」があります [6]。
SECURITY ACTION は、中小企業が同ガイドラインに示された対策への取り組みを自己宣言する制度です [6]。テレワーク総合ポータルには、テレワークを踏まえたセキュリティ規程を取り上げたコラムが2026/09/08に公開されています [5]。IPAのサイトにも、テレワークを行う際のセキュリティ上の注意事項のページがあります [6]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Chatwork スタンダード(年間契約)を1年使う場合: 計算式: 税込770円/月 × 12か月 = 税込9,240円(2026-10-17時点の料金から計算)
- 社員5人・Chatwork スタンダード(年間契約)の場合: 計算式: 税込770円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込46,200円(2026-10-17時点の料金から計算)
- 社員5人・Chatwork プロフェッショナル(年間契約、最小5ユーザー)の場合: 計算式: 税込1,320円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込79,200円(2026-10-17時点の料金から計算)
- 社員5人・Teams Essentials(年払い)の場合: 計算式: 税込658円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込39,480円(2026-10-17時点の料金から計算)
- 社員5人・Microsoft 365 Business Basic(年払い)の場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-17時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Slack の有料プランは、税込か税抜かが出典から読み取れないため、計算例に使っていません。
よくある質問
Q. 無料プランでも社内チャットとして使えますか?
どちらも無料プランがあります。Slack のフリーはずっと無料で、メッセージ履歴は90日間、アプリは最大10個までです [1]。Chatwork のフリーは、閲覧できるメッセージが直近40日以内で、1組織100人までです [2]。過去のやり取りを長く残したい場合は、有料プランの履歴の扱いを公式ページで確認してください。
Q. 料金は税込で表示されていますか?
Chatwork の料金表示は税抜です [2]。Teams の価格にも消費税は含まれていません [3]。Slack は、有料プランの金額が税込か税抜か出典から読み取れません [1]。契約前に、各公式ページで最新の料金を確認してください。
Q. 一部の社員だけ有料プランにできますか?
Chatwork では、フリープランから有料プランへのアップグレードは組織内の全ユーザーが対象で、一部のユーザーだけの変更はできません [2]。ほかのサービスの扱いは、公式ページで確認してください。
Q. 解約すると、チャットのデータはどうなりますか?
Teams は、サブスクリプションがキャンセルされると関連データがすべて削除されると案内しています [3]。有料サブスクリプションの開始から7日間はキャンセルできます [3]。Slack と Chatwork の解約時の扱いは出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。
Q. テレワークのルールやセキュリティで、相談できる窓口はありますか?
厚生労働省は、労務管理やICTの課題に応じるテレワーク相談センターを案内しています [4]。テレワーク総合ポータルは、労務管理やICTに関するコンサルティングを3回まで無料で実施すると案内しています [5]。情報セキュリティ対策の考え方は、IPAの中小企業向けガイドラインにまとまっています [6]。