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メール環境を乗り換えるときは、月額料金だけでなく、移行の手段、解約後のデータの扱い、試用から有料に切り替わる条件も確認が必要です。この記事では、Google Workspace と Microsoft 365 の公式ページに載っている内容だけを整理しました。読者の状況ごとに確認する点を書いています。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Google Workspace。Starter プランは、自社ドメインのメールアドレスと Gmail の Gemini AI アシスタントが使えます。ユーザー1人あたり 30 GB のストレージです [1]
  • 2〜10人の会社なら、Microsoft 365。Business Basic は Teams を含み、カスタム法人メールとユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージが付きます [2]
  • 無料で始めたい人なら、Microsoft 365。1か月間の無料試用があります。ただし試用後は自動で有料に切り替わり、登録にクレジットカードが必要です [2]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-16 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Microsoft 365

料金は公式ページで確認

無料枠 1か月間の無料試用

Business Basic でも Teams とカスタム法人メール、1 TB のストレージが含まれる

Microsoft 365の料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Google Workspace2〜10人の会社Microsoft 365無料で始めたい人Microsoft 365
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

Google WorkspaceStarter プランは、自社ドメインのメールアドレスと Gmail の Gemini AI アシスタントが使えます。ユーザー1人あたり 30 GB のストレージです [1]

Google Workspaceの料金を公式で見る

2〜10人の会社

Microsoft 365Business Basic は Teams を含み、カスタム法人メールとユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージが付きます [2]

Microsoft 365の料金を公式で見る

無料で始めたい人

Microsoft 3651か月間の無料試用があります。ただし試用後は自動で有料に切り替わり、登録にクレジットカードが必要です [2]

Microsoft 365の料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: 月額が税込か税抜か、年払いか月払いかで、見かけの金額は変わります。Microsoft 365 は年間サブスクリプション(自動更新)で、価格に消費税は含まれません [2]。Google Workspace は請求が月単位ですが、金額が税込か税抜かは公式ページの本文から読み取れませんでした [1]。
  2. 移行とやめるときの扱い: 移行用のツールがあるか、解約するとデータがどうなるかを確認します。Google Workspace Migrate は Standard 以上のプランに含まれます [1]。Microsoft 365 はサブスクリプションをキャンセルすると、関連するデータがすべて削除されます [2]。
  3. 規模とセキュリティ: 人数の上限と、必要なセキュリティ機能が含まれるかを確認します。どちらも一部のプランは最大 300 ユーザーまでです [1][2]。セキュリティ対策の考え方は、IPA の中小企業向けガイドラインが参考になります [3]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Google Workspace要確認ありありあり
Microsoft 365ありありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][2]・料金は 2026-10-16 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-16 時点

比較表(料金は 2026-10-16 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
Google Workspace公式ページで確認14日間のお試し [1]Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー、Enterprise は上限・下限なし [1]Gmail、Meet、チャット、カレンダー、ドライブ [1]スタンダード サポートから有料でアップグレード可能 [1]Standard 以上でデータ移行用の Google Workspace Migrate が使える [1]Starter は会議の録画と電子署名に対応せず、ストレージは30 GB [1]
Microsoft 365Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)、Business Standard(Copilot 含む)税抜3,523円(税込3,875円)。いずれも1ユーザー・月相当の年払い [2]1か月間の無料試用 [2]最大300ユーザーのプランあり [2]Teams、Outlook、Exchange、OneDrive、SharePoint [2]問い合わせ窓口は月〜金の午前9:00〜午後5:30 [2]Business Basic でも Teams とカスタム法人メール、1 TB のストレージが含まれる [2]年間サブスクリプションは自動更新で、Basic のアプリは Web 版とモバイル版のみ [2]

各サービスの公式情報

Google Workspace

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-16 時点

向いている人
Gmail、カレンダー、ドライブをまとめて使い、自社ドメインのメールアドレスを持ちたい人 [1]
向かない人
Starter で会議の録画や電子署名を使いたい人。どちらも Standard 以上の機能です [1]
長所
Standard 以上に、データ移行時に使える Google Workspace Migrate が含まれる [1]
短所
Starter は会議の録画、電子署名、スケジュールの予約ページに対応しない [1]
料金
料金は公式ページで確認してください [1]

Google Workspaceの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [1]。

プランは Starter、Standard、Plus、Enterprise の4種類です。Enterprise は料金が問い合わせ制です [1]。Starter の Meet は100人まで、Standard は150人まで、Plus は500人まで参加できます [1]。

14日間のお試しがあります。割引価格は新規のお客様のみが対象で、最初の20ユーザーに12か月間だけ適用され、その後は標準料金です [1]。乗り換えで移行ツールが必要なら、Standard 以上かどうかを先に確認してください。

Google Workspaceの料金を公式で見る

Microsoft 365

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-16 時点

向いている人
Teams での会議やチャットと、Outlook のメールを同じ契約でそろえたい人 [2]
向かない人
Business Basic でデスクトップ版のアプリを使いたい人。Basic のアプリは Web 版とモバイル版のみです [2]
長所
Business Basic、Standard、Premium のいずれにもカスタム法人メールと、ユーザー1人あたり 1 TB のクラウドストレージが含まれる [2]
短所
解約するとデータがすべて削除され、無料試用後は自動で有料に切り替わる [2]
料金
Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)[2]

Microsoft 365の料金はいくら?

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)[2]。

Teams を含まない版もあり、Business Basic(Teams なし)は税抜809円(税込889円)です [2]。Business Premium は、高度なデバイス管理や脅威対策を含みます [2]。プランが多いので、Teams とデスクトップ版アプリが必要かを先に決めると選びやすくなります。

有料サブスクリプションは開始から7日間キャンセルでき、期間中なら按分で払い戻されます [2]。1か月の無料試用を使う場合は、終了日の前に継続するか決めてください。

Microsoft 365の料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

情報セキュリティ6か条とは?

情報セキュリティ6か条とは、中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン第4.0版で、5か条に「バックアップを取ろう!」を加えた、はじめに取り組んでほしい対策です [3]

SECURITY ACTIONとは?

SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが、ガイドラインに示された情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です [3]

関係する制度

くわしく読む

IPA の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」は、個人事業主や小規模事業者を含む中小企業の利用を想定しています [3]。2026年3月に第4.0版が公開され、最終更新日は2026年9月30日です [3]。

付録には「中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き」(全8ページ)があります [3]。メールをクラウドサービスへ移す前に、手引きを読んでおくとよいでしょう。第4.0版では、はじめに取り組む対策にバックアップが加わりました [3]。乗り換えの前後でも、メールのバックアップ方針を決めておくとよいでしょう。

個人情報保護委員会のサイトには、個人情報保護法の法令・ガイドラインと、漏えい等が発生した際の対応資料がまとめられています [4]。メールに顧客情報が含まれる場合は、移行作業での取扱いも確認してください。個別の判断は公式ページで最新の情報を確認してください。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

社員5人・Microsoft 365 Business Basic を1年使う場合税込69,180円1人・Microsoft 365 Business Standard(Copilot 含む)を1年使う場合税込46,500円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-16 時点
計算式と前提を見る
  • 社員5人・Microsoft 365 Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-16時点の料金から計算)
  • 1人・Microsoft 365 Business Standard(Copilot 含む)を1年使う場合: 計算式: 税込3,875円/月 × 12か月 = 税込46,500円(2026-10-16時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace は税込金額が読み取れないため、計算例に使っていません。

よくある質問

Q. 乗り換え用のデータ移行ツールはありますか?

Google Workspace は、Standard 以上のプランにデータ移行時に使える Google Workspace Migrate ツールが含まれます [1]。Microsoft 365 の移行手段は、取得した出典の本文からは読み取れません。公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. Microsoft 365 を解約するとデータはどうなりますか?

サブスクリプションをキャンセルすると、関連するデータがすべて削除されます [2]。キャンセルはいつでも Microsoft 365 管理センターでできます [2]。解約の前に、必要なメールとファイルを新しい環境へ移したか確認してください。

Q. 無料で試せる期間はどれくらいですか?

Google Workspace は14日間 [1]、Microsoft 365 は1か月間の無料試用があります [2]。Microsoft 365 は試用後に自動で有料へ切り替わり、サインアップにクレジットカードが必要です [2]。試用中なら、いつでもキャンセルでき、それ以降は請求されません [2]。

Q. 何人まで使えますか?

Google Workspace の Starter、Standard、Plus は最大300ユーザーです。Enterprise に人数の上限・下限はありません [1]。Microsoft 365 の Business 系の各プランは、最大300ユーザー向けと記載のあるものが中心です [2]。それ以上の規模は、公式ページで確認してください。

Q. 乗り換えのとき、セキュリティ面は何を見ればよいですか?

IPA のガイドラインの付録に、クラウドサービスの安全利用の手引きがあります [3]。バックアップも、はじめに取り組む対策に含まれます [3]。顧客情報を扱うなら、個人情報保護委員会が公開する法令・ガイドラインも参照してください [4]。