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クラウド会計ソフトを初めて選ぶ個人事業主に向けて、簿記の知識がなくても使えるかという視点で、会計ソフトの公式情報を整理しました。比べたのは freee会計、マネーフォワード クラウド確定申告、やよいの青色申告 オンラインの3つです。料金・無料期間・サポートの違いと、国税庁が示す記帳の考え方をあわせて解説します。

要点(3行)

  • 初めて確定申告をする個人事業主なら、freee会計です。確定申告書の作成は、画面の質問に答えて進める形式で、申告書の電子提出まで進められます [4]。
  • 無料で始めたい人なら、やよいの青色申告 オンラインです。1年間無料で使える青色申告ソフトとして案内されています [3]。白色申告向けには、永年無料のプランも用意されています [6]。
  • 電話で相談しながら使いたい人なら、マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルプラスプランです。初期設定や操作方法について電話サポートを受けられます [5]。

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-23 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?初めて確定申告をする個人事業主freee会計です無料で始めたい人やよいの青色申告 オンラインです電話で相談しながら使いたい人マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルプラスプランです
記事の結論と同じ内容です

結論

初めて確定申告をする個人事業主

freee会計です確定申告書の作成は、画面の質問に答えて進める形式で、申告書の電子提出まで進められます [4]。

freee会計の導入相談(代理店 Wiz)PR

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: 3社とも公式の表示価格は税抜です [4][5][6]。この記事では税込に直して載せています。月払い・年払いや、プランごとの機能差で総額が変わります。
  2. 記帳の手間: 国税庁によると、青色申告の記帳は正規の簿記が原則ですが、簡易な記帳でもよいとされています [7]。簿記を知らなくても使えるかは、質問形式の入力と明細の自動取得がどこまであるかで判断します。
  3. サポートと消費税申告: 電話サポートの有無と、インボイス制度に対応した消費税申告をどのプランで使えるかを見ます [4][5]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee会計 スターター税込1,078円/月freee会計 スタンダード税込2,178円/月マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ(年払い)税込990円/月マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナル(年払い)税込1,408円/月年額(税込)やよいの青色申告 オンライン セルフプラン税込12,980円/年やよいの青色申告 オンライン ベーシックプラン税込25,080円/年
出典 [4][5][6]・料金は 2026-10-23 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
freee会計ありありありあり
マネーフォワード クラウド確定申告ありありありあり
やよいの青色申告 オンラインありあり要確認要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][1][5][6][3]・料金は 2026-10-23 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

比較表(料金は 2026-10-23 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
freee会計スターター 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]30日間 [1]個人事業主 [4]銀行・クレカ明細の取得 [4]チャット・メール、電話は上位プラン [4]質問に答える形式で申告書を作成できる [4]スターターはレシート撮影が月5枚まで。消費税申告はスタンダード以上 [4]
マネーフォワード クラウド確定申告パーソナルミニ(年払い) 税抜900円/月(税込990円)、パーソナル(年払い) 税抜1,280円/月(税込1,408円)[5]1ヶ月(クレジットカード不要)[5]個人事業主・副業 [2]銀行・クレジット明細、同社の請求書・給与・経費などのサービス [5]メール・チャット、電話はパーソナルプラスのみ [5]青色・白色の両方に対応し、電子申告にも対応 [5]パーソナルミニは消費税申告が使えない。電話サポートは年払いのみのプラン限定 [5]
やよいの青色申告 オンラインセルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)、ベーシックプラン 税抜22,800円/年(税込25,080円)[6]1年間 [3]個人事業主 [3]公式ページで確認公式ページで確認初めての確定申告向けと案内され、白色申告版は永年無料のプランがある [3][6]無料で使えるのは1年間 [3]

各サービスの公式情報

freee会計

スターター 税抜980円/月(税込1,078円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
質問に答えながら申告書を作りたい人 [4]
向かない人
電話で相談したい人。電話サポートはプレミアムプラン以降です [4]
長所
登録はメールアドレスのみで、30日間無料で試せます [1]
短所
スターターはレシート撮影が月5枚までで、消費税申告は使えません [4]
料金
スターター 税抜980円/月(税込1,078円)[4]

freee会計の料金はいくら?

スターター 税抜980円/月(税込1,078円)[4]。

確定申告書の作成は、画面の質問に答えて進める形式です。作成後は電子申告でそのまま提出できます [4]。銀行やクレジットカードの明細は、1,000以上の対応口座・サービスから取得できます [4]。開業届をこれから出す人は、同社の「freee開業」で無料作成できます [1]。

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マネーフォワード クラウド確定申告

パーソナルミニ(年払い) 税抜900円/月(税込990円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
将来、請求書や給与など同社の他サービスもつなげたい人 [5]
向かない人
消費税申告が必要なのにパーソナルミニを選ぶ人 [5]
長所
クレジットカード登録なしで1ヶ月試せ、有料プランへ自動移行しません [5]
短所
電話サポートはパーソナルプラスプランだけで、年払いのみです [5]
料金
パーソナルミニ(年払い) 税抜900円/月(税込990円)[5]

マネーフォワード クラウド確定申告の料金はいくら?

パーソナルミニ(年払い) 税抜900円/月(税込990円)[5]。

青色・白色どちらの確定申告書も作成でき、電子申告にも対応しています。アプリで電子申告するには、マイナンバーカードと対応スマートフォンが必要です [5]。2026年12月に料金体系の一部改定が予定されているため、契約前に最新の料金を確認してください [5]。

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やよいの青色申告 オンライン

セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点

向いている人
まず費用を抑えて青色申告を始めたい人 [3]
向かない人
1年を超えて無料で使い続けたい人。無料で使えるのは1年間です [3]
長所
1年間無料で使える青色申告ソフトとして案内されています [3]
短所
プランがセルフ・ベーシック・トータルの3つに分かれています [6]
料金
セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)[6]

やよいの青色申告 オンラインの料金はいくら?

セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)[6]。

初めての確定申告向けのクラウドソフトとして紹介されています [3]。白色申告向けの「やよいの白色申告 オンライン」には、永年無料のセルフプランがあります [6]。パソコンにインストールするデスクトップ版も、別製品として用意されています [3]。

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用語の定義

くわしく読む

青色申告とは?

青色申告とは、不動産所得・事業所得・山林所得のある人が、一定水準の記帳に基づいて申告することで、所得金額の計算などで有利な取扱いを受けられる制度です [7]。

インボイス制度とは?

インボイス制度とは、適格請求書等保存方式のことで、一定の事項を記載した帳簿と適格請求書などの保存を、仕入税額控除の要件とする制度です [9]。

関係する制度

くわしく読む

個人事業主が会計ソフトを選ぶ前に、記帳と申告の決まりを国税庁の説明で押さえておきましょう。青色申告ができるのは、不動産所得・事業所得・山林所得のある人です [7]。記帳は正規の簿記が原則ですが、現金出納帳や売掛帳などで簡易に記帳する方法も認められています [7]。控除額は記帳の方法で変わるため、国税庁の説明で最新の内容を確認してください [7]。

新たに青色申告をする場合は、原則として青色申告をしようとする年の3月15日までに、承認申請書を提出します。新規開業の場合は、業務開始から2か月以内です [7]。白色申告でも、事業所得などがある人には記帳と帳簿書類の保存が必要です [8]。帳簿は簡易な方法で記載してもよいとされています [8]。

消費税の課税事業者がインボイスを発行するには、適格請求書発行事業者の登録が必要です。登録申請は e-Tax ソフト(WEB版)でも行えます [9]。小規模な個人事業者の負担軽減措置として、令和9年と令和10年の課税期間に使える3割特例が設けられています [9]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・freee会計のスタータープランを1年使う場合税込12,936円1人・freee会計のスタンダードプランを1年使う場合税込26,136円1人・マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニ(年払い)を1年使う場合税込11,880円1人・やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを1年使う場合税込12,980円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-23 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・freee会計のスタータープランを1年使う場合: 計算式: 税込1,078円/月 × 12か月 = 税込12,936円(2026-10-23時点の料金から計算)
  • 1人・freee会計のスタンダードプランを1年使う場合: 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-23時点の料金から計算)
  • 1人・マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニ(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込990円/月 × 12か月 = 税込11,880円(2026-10-23時点の料金から計算)
  • 1人・やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを1年使う場合: 計算式: 税込12,980円/年 × 1年 = 税込12,980円(2026-10-23時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は、オプション・契約形態(月払いか年払いか)や、今後の料金改定で変わることがあります。

よくある質問

Q. 会計ソフトは簿記の知識がなくても使えますか?

青色申告の記帳は正規の簿記が原則ですが、簡易な記帳でもよいとされています [7]。白色申告の帳簿も簡易な方法で記載できます [8]。freee会計は、質問に答えて申告書を作る形式です [4]。入力支援の詳しい内容は、公式ページで確認してください。

Q. 初心者が会計ソフトを選ぶとき、無料で試せる期間はどれくらいですか?

freee会計は30日間 [1]、マネーフォワード クラウド確定申告は1ヶ月 [5] です。やよいの青色申告 オンラインは1年間無料で使えると案内されています [3]。マネーフォワードの試用後に、有料プランへ自動で移行することはありません [5]。

Q. 青色申告を始めるには、いつまでに何を出せばよいですか?

原則として、青色申告をしようとする年の3月15日までに青色申告承認申請書を提出します [7]。1月16日以後に新規開業した場合は、業務開始から2か月以内です [7]。

Q. 会計ソフトでインボイス対応の消費税申告ができるのは、どのプランですか?

freee会計では、スタンダードプラン以上で消費税申告に対応します [4]。マネーフォワード クラウド確定申告では、パーソナルプランが対応し、パーソナルミニでは使えません [5]。インボイスの登録申請は、e-Tax で行えます [9]。