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個人事業主がクラウド会計ソフトを選ぶときは、料金の形、無料で試せる範囲、必要な申告の種類の3点を先に整理すると迷いにくくなります。この記事では、公式ページの情報だけをもとに、freee会計、マネーフォワード クラウド確定申告、やよいの青色申告 オンラインの3つを比べます。料金は2026-10-23時点の公式表示です。
要点(3行)
- 消費税申告まで一つで済ませたい人なら、freee会計です。スタンダード以上のプランで、インボイス制度に対応した消費税申告ができます [4]
- 費用を抑えて確定申告書の作成だけ済ませたい人なら、マネーフォワード クラウド確定申告です。最小のパーソナルミニプランでも、青色・白色対応の申告書作成と電子申告ができます。ただし消費税申告は使えません [5]
- 無料で始めたい人なら、やよいの青色申告 オンラインです。1年間無料で使えます [3]。白色申告なら、やよいの白色申告 オンラインのセルフプランが永年無料です [6]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-23 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込990円/月〜
無料枠 1か月(クレジットカード登録不要)
青色・白色対応の申告書作成と電子申告
税込1,078円/月〜
無料枠 30日間
確定申告書の作成と電子申告、見積書・請求書の作成が全プラン共通
税込12,980円/年
無料枠 青色は1年間、白色は永年
青色・白色それぞれにクラウド版がある
選び方
結論
消費税申告まで一つで済ませたい人
freee会計ですスタンダード以上のプランで、インボイス制度に対応した消費税申告ができます [4]
費用を抑えて確定申告書の作成だけ済ませたい人
マネーフォワード クラウド確定申告です最小のパーソナルミニプランでも、青色・白色対応の申告書作成と電子申告ができます。ただし消費税申告は使えません [5]
無料で始めたい人
やよいの青色申告 オンラインです1年間無料で使えます [3]。白色申告なら、やよいの白色申告 オンラインのセルフプランが永年無料です [6]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 月払いと年払いがあり、年払いは月あたりの表示が低くなるサービスがあります [5]。各社の表示は税抜です [4] [5] [6]。この記事では税込に直して載せています。
- 無料で試せる範囲: freee会計は30日間 [1]、マネーフォワード クラウドは1か月 [5] の無料お試しがあります。弥生には白色申告の永年無料プランがあります [6]。
- 申告の種類とサポート: 青色・白色のどちらか、消費税申告が必要か、電話サポートを使いたいかで、選ぶプランが変わります [4] [5]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| freee会計 | あり | あり | あり | あり |
| マネーフォワード クラウド確定申告 | あり | あり | あり | あり |
| やよいの青色申告 オンライン | あり | あり | 要確認 | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| freee会計 | スターター 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4] | 30日間 [1] | 個人事業主向けプラン [4] | 銀行・クレカの明細取得(1,000以上の口座・サービス)[4] | チャット・メール。電話はプレミアム以上 [4] | 確定申告書の作成と電子申告、見積書・請求書の作成が全プラン共通 [4] | スターターはレシート撮影が月5枚まで。消費税申告はスタンダード以上 [4] |
| マネーフォワード クラウド確定申告 | パーソナルミニ(年払い)税抜900円/月(税込990円)、パーソナル(年払い)税抜1,280円/月(税込1,408円)[5] | 1か月(クレジットカード登録不要)[5] | 個人事業主・副業 [2] | 銀行・クレジット明細の自動取込、請求書・給与・経費など各サービス連携 [5] | メール・チャット。電話はパーソナルプラスのみ [5] | 青色・白色対応の申告書作成と電子申告 [5] | パーソナルミニは消費税申告が使えない。2026年12月に料金体系の一部改定予定 [5] |
| やよいの青色申告 オンライン | セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)。白色申告 オンラインのセルフプランは無料 [6] | 青色は1年間、白色は永年 [3] | 個人事業主向け [3] | 公式ページで確認 | プランはセルフ・ベーシック・トータルの3種。内容は公式ページで確認 [6] | 青色・白色それぞれにクラウド版がある [3] | 青色申告 オンラインの無料は1年間で、白色申告 オンラインとは別製品 [3] |
各サービスの公式情報
freee会計
スターター 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 消費税申告まで含め、経理と確定申告に時間をかけたくない人 [4]
- 向かない人
- 電話で相談したい人。電話サポートはプレミアム以上です [4]
- 長所
- 銀行・クレカの明細取得と見積書・請求書の作成が全プラン共通です [4]
- 短所
- スターターはレシート撮影が月5枚までで、消費税申告は使えません [4]
- 料金
- スターター 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]
freee会計の料金はいくら?
スターター 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]。
登録はメールアドレスのみで、30日間無料で試せます [1]。クレジットカードの登録は不要です [4]。利用料は必要経費として計上できます [4]。
入力・仕訳作業を代行する入力おまかせプランもあります。件数による従量課金があるため、詳しくは公式ページで確認してください [4]。
マネーフォワード クラウド確定申告
パーソナルミニ(年払い)税抜900円/月(税込990円)、パーソナル(年払い)税抜1,280円/月(税込1,408円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 確定申告に加え、請求書・給与・経費など他サービスとの連携も使いたい人 [5]
- 向かない人
- 消費税申告が必要なのにパーソナルミニを考えている人。パーソナルミニでは消費税申告を利用できません [5]
- 長所
- 確定申告を含む12サービスが基本料金に含まれ、解約費用と最低利用期間はありません [5]
- 短所
- 決済はクレジットカードのみで、解約時の返金は行われません [5]
- 料金
- パーソナルミニ(年払い)税抜900円/月(税込990円)、パーソナル(年払い)税抜1,280円/月(税込1,408円)[5]
マネーフォワード クラウド確定申告の料金はいくら?
パーソナルミニ(年払い)税抜900円/月(税込990円)、パーソナル(年払い)税抜1,280円/月(税込1,408円)[5]。
1か月の無料トライアルから有料プランへ自動では移行しません [5]。有料プランの申込時にカード情報を登録すると、契約と自動更新が始まります [5]。
2026年12月に料金体系の一部改定が予定されています。契約前に、サポートサイトで最新の内容を確認してください [5]。
やよいの青色申告 オンライン
セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)、ベーシックプラン 税抜22,800円/年(税込25,080円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-23 時点
- 向いている人
- 青色申告をクラウドで始め、最初の1年は費用をかけたくない人 [3]
- 向かない人
- 白色申告で足りる人。白色申告は別製品のやよいの白色申告 オンラインです [3]
- 長所
- 白色申告 オンラインは永年無料のセルフプランがあります [6]
- 短所
- 青色申告 オンラインの無料は1年間で、料金表ではセルフプランが年額の有料プランです [3] [6]
- 料金
- セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)、ベーシックプラン 税抜22,800円/年(税込25,080円)[6]
やよいの青色申告 オンラインの料金はいくら?
セルフプラン 税抜11,800円/年(税込12,980円)、ベーシックプラン 税抜22,800円/年(税込25,080円)[6]。
弥生の確定申告ソフトは、製品にセルフ・ベーシック・トータルのプランを組み合わせる形です [6]。デスクトップ版のやよいの青色申告 27もあります [3]。
弥生のかんたん開業届については、2026-10-22付でサービス緊急停止のお知らせが出ています。利用を考えている人は、公式のお知らせを確認してください [3]。
用語の定義
くわしく読む
青色申告とは?
青色申告とは、一定水準の記帳をし、その記帳にもとづいて申告する人が、所得の計算で有利な扱いを受けられる所得税の制度です [7]
インボイス制度とは?
インボイス制度とは、消費税の仕入税額控除の要件として、一定の事項を記載した帳簿と適格請求書などの保存を求める適格請求書等保存方式の通称です [9]
関係する制度
くわしく読む
青色申告ができるのは、不動産所得、事業所得、山林所得のある方です [7]。新たに青色申告をする場合、青色申告承認申請書を、青色申告をしようとする年の3月15日までに税務署へ提出します [7]。
新規開業の場合は、業務を開始した日から2か月以内が提出期限です [7]。帳簿書類は原則7年間、請求書や見積書などは5年間の保存でよいとされています [7]。
白色申告の方にも、記帳と帳簿等の保存の制度があります。収入や経費の帳簿は7年間、請求書や領収書などの書類は5年間の保存です [8]。
帳簿を保存していないことなどが税務調査で分かった場合は、過少申告加算税や無申告加算税の割合に5パーセントまたは10パーセントが加重されます [8]。
インボイス制度は令和5年10月1日に始まりました。適格請求書を交付できるのは、登録を受けた適格請求書発行事業者だけです [9]。
免税事業者が登録を受けて課税事業者になる場合の経過措置として、令和8年9月30日までの日の属する課税期間を対象とする2割特例があります。小規模な個人事業者には、令和9年と令和10年の課税期間を対象とする3割特例もあります [9]。
適用条件は公式ページで最新の情報を確認してください。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・freee会計のスターターを1年使う場合: 計算式: 税込1,078円/月 × 12か月 = 税込12,936円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・freee会計のスタンダードを1年使う場合: 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニ(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込990円/月 × 12か月 = 税込11,880円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナル(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込1,408円/月 × 12か月 = 税込16,896円(2026-10-23時点の料金から計算)
- 1人・やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを1年使う場合: 計算式: 税込12,980円/年 × 1年 = 税込12,980円(2026-10-23時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. クラウド会計ソフトの無料お試しは、どこまで使えますか?
freee会計は30日間無料で試せます [1]。マネーフォワード クラウドは1か月のトライアルで、クレジットカードの登録は不要です [5]。弥生は、白色申告 オンラインのセルフプランが永年無料で、青色申告 オンラインは1年間無料です [3] [6]。トライアルの機能制限は、各社の公式ページで確認してください。
Q. 青色申告を始めるには、いつまでに何を出しますか?
青色申告承認申請書を税務署に出します。原則は、青色申告をしようとする年の3月15日までです。新規開業で、その年の1月16日以後に業務を始めた場合は、開始から2か月以内です [7]。
Q. 消費税申告やインボイスに対応したプランは、どれを確認すればよいですか?
freee会計はスタンダード以上で、インボイス制度に対応した消費税申告ができます [4]。マネーフォワード クラウド確定申告は、パーソナルプラン以上が消費税申告(インボイス制度対応)に対応します [5]。弥生の対応状況は、本文から読み取れないため、公式ページで確認してください。
Q. 月額を安く抑えるには、どの契約期間を選べばよいですか?
マネーフォワード クラウド確定申告は、年払いのほうが月払いより月あたりの料金が低く設定されています [5]。freee会計にも月払いと年払いの切り替えがあります [4]。一方、マネーフォワード クラウドでは、途中で解約しても返金は行われません [5]。