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請求書と領収書の違いに迷ったら、名前より記載事項がそろっているかを確認してください [5]。そろっていれば、請求書でも領収書でもインボイス(消費税の金額などを書いて、売手が買手に渡す書類)になります [5]。この記事では、国税庁の案内と2つの請求書サービスの公式情報を、発行する場面と保存のしかたで整理します。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、マネーフォワード クラウド請求書。ひとり法人プランは経営者1名向けで、1か月の無料トライアルもあります [4]
  • 無料で始めたい人なら、freee請求書。無料プランがあり、個別発行の送信料金もかかりません [3]
  • 紙の請求書を郵送している人なら、freee請求書。メールで送るほか、郵送代行も使えます [1]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-11-04 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?1人で使う人マネーフォワード クラウド請求書無料で始めたい人freee請求書紙の請求書を郵送している人freee請求書
記事の結論と同じ内容です

結論

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2発行できる書類3保存と法対応下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [3][4][1][2][5]
  1. 料金の形: 表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [3][4]。freee請求書には無料プランがあり、マネーフォワード クラウド請求書には1か月の無料トライアルがあります [3][4]。
  2. 発行できる書類: 請求書と領収書を、どちらも作って送れるかを見ます [1][2]。freee請求書は、帳票ごとに作成方法が決まります [1]。
  3. 保存と法対応: 売手は渡したインボイスの写しを保存します [5]。買手は仕入税額控除(仕入れで払った消費税を、納める消費税から引く計算)を受けるため、受け取ったインボイスを保存します [5]。電子で保存するなら、電子帳簿保存法への対応も見ます [2]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee請求書 スタンダード(年払い)税込2,178円/月マネーフォワード クラウド請求書 ひとり法人プラン(年払い)税込2,728円/月マネーフォワード クラウド請求書 スモールビジネスプラン(年払い)税込4,928円/月
出典 [3][4]・料金は 2026-11-04 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
freee請求書ありありありあり
マネーフォワード クラウド請求書ありありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [3][1][4][2]・料金は 2026-11-04 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-11-04 時点

比較表(料金は 2026-11-04 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
freee請求書スタンダード(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[3]、無料プランは無料 [3]無料プランあり [3]無料プランは1〜3人まで [3]既存のシステム、会計システムなど [1]電話・チャット・メール(プラン別)[1]請求書、領収書などを発行・送付できる [1]無料プランは定期請求が1件まで [3]
マネーフォワード クラウド請求書ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]、スモールビジネスプラン(年払い)税抜4,480円/月(税込4,928円)[4]1か月の無料トライアル [4]ひとり法人は1名、スモールビジネスは3名まで [4]会計ソフト、いま使っている販売のシステムなど [2]メール・チャットの項目あり。プラン別は公式ページで確認 [4]請求書や領収書の作成と、毎月の自動作成ができる [4]ひとり法人プランは、会計の仕訳が1会計年度に500件まで [4]

各サービスの公式情報

freee請求書

無料プランは無料、スタンダード(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)、アドバンス(年払い)税抜10,000円/月(税込11,000円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-11-04 時点

向いている人
請求書を多く発行して送りたい人や、いまの請求書の形のまま電子化したい人 [1]
向かない人
無料プランのまま入金消込まで自動にしたい人。債権管理や入金消込は、アドバンスプランの機能です [1]
長所
メールでの送付と郵送代行を選べ、取引先がダウンロードした日時も見られます [1]
短所
一括発行の送信料金は、スタンダードとアドバンスで別にかかります [3]
料金
無料プランは無料 [3]、スタンダード(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[3]、アドバンス(年払い)税抜10,000円/月(税込11,000円)[3]

freee請求書の料金はいくら?

無料プランは無料 [3]、スタンダード(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[3]、アドバンス(年払い)税抜10,000円/月(税込11,000円)[3]。

freee請求書は、いま使っているシステムから出したデータを取りこんで、請求書を電子化して送れます [1]。請求書の見た目は自由に変えられます [1]。

インボイス制度と電子帳簿保存法には対応しています [1]。領収書を作る場合も、帳票ごとに作成方法が決まるため、公式ページで最新の情報を確認してください [1]。

freee請求書の料金を公式で見る

マネーフォワード クラウド請求書

ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)、スモールビジネスプラン(年払い)税抜4,480円/月(税込4,928円)、ビジネスプラン(年払い)税抜6,480円/月(税込7,128円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-11-04 時点

向いている人
請求書の作成から送付、保管までを1つのサービスで進めたい人 [2]
向かない人
利用者が2名以上いる会社。ひとり法人プランは、登録が1名の場合に限られます [4]
長所
クレジットカードの登録なしで1か月試せ、終わっても自動で有料に移りません [4]
短所
2027年6月に、料金体系の一部改定が予定されています [4]
料金
ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]、スモールビジネスプラン(年払い)税抜4,480円/月(税込4,928円)[4]、ビジネスプラン(年払い)税抜6,480円/月(税込7,128円)[4]

マネーフォワード クラウド請求書の料金はいくら?

ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[4]、スモールビジネスプラン(年払い)税抜4,480円/月(税込4,928円)[4]、ビジネスプラン(年払い)税抜6,480円/月(税込7,128円)[4]。

マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成から送付、保管までをまとめて管理できます [2]。請求書の毎月の自動作成や、見積書から請求書への変換もできます [2][4]。

保存の面では、マネーフォワード クラウドBoxが領収書や請求書などを電子で保管できます [2]。利用にはマネーフォワード クラウドの有料プランの契約が必要です [2]。郵送を使った書類を電子で保存するには、3か月前までの税務署への届出が必要です [2]。

マネーフォワード クラウド請求書の料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

インボイスとは?

インボイスとは、売手が買手に対して、適用税率や消費税額などを伝えるために渡す、決まった事項が書かれた書類やデータです [5]

仕入税額控除とは?

仕入税額控除とは、売上げのときに受け取った消費税額から、仕入れなどで支払った消費税額を差し引く計算です [5]

簡易インボイスとは?

簡易インボイスとは、不特定多数の者に販売等を行う小売業、飲食店業、タクシー業が、記載事項の一部を省いて渡せるインボイスです [5]

関係する制度

くわしく読む

2023年10月1日に始まったインボイス制度は、消費税の金額などを書いた書類を基に、消費税を計算する仕組みです [5]。請求書に限らず、所定の事項が書かれていれば、領収書や納品書もインボイスになります [5]。記載事項には、登録番号や適用税率、消費税額などがあります [5]。

売手は、買手から求められたらインボイスを渡し、渡したものの写しを保存します [5]。買手が仕入税額控除を受けるには、原則として、受け取ったインボイスを保存します [5]。国税庁が案内する特例を使う場合、消費税の計算ではインボイスの保存は要りませんが、所得税の面では請求書や領収書などの保存が必要です [5]。2031年9月末までは、インボイスがなくても、仕入れにかかった消費税の一定割合を控除できる経過措置があります [5]。

印紙税は、文書の種類と記載された金額で税額が決まります [6]。この記事で使った一覧表(その1)は第1号から第4号までの文書で、領収書は載っていません [6]。第5号から第20号までは、別の一覧表(その2)で案内されています [6]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

freee請求書のスタンダードを年払いで1年使う場合税込26,136円マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プランを年払いで1年使う場合税込32,736円マネーフォワード クラウド請求書のスモールビジネスプランを年払いで1年使う場合税込59,136円
出典 [3][4]・計算式は下の一覧。料金は 2026-11-04 時点
計算式と前提を見る
  • freee請求書のスタンダードを年払いで1年使う場合: 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-11-04時点の料金から計算)
  • マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プランを年払いで1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-11-04時点の料金から計算)
  • マネーフォワード クラウド請求書のスモールビジネスプランを年払いで1年使う場合: 計算式: 税込4,928円/月 × 12か月 = 税込59,136円(2026-11-04時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。freee請求書の一括発行の送信料金は含んでいません。実際の請求額は、一括発行の送信料金や郵送代行などを使うと変わります [3][4]。

よくある質問

Q. 請求書と領収書の違いは、インボイスの面ではどう考えればよいですか?

インボイスは、請求書に限らず、決まった事項が書かれていれば領収書や納品書でも、名前を問わずインボイスになります [5]。そのため、請求書か領収書かより、記載事項がそろっているかが大切です [5]。

Q. 店の領収書に宛名がなくても、問題ないのですか?

不特定多数に売る小売業、飲食店業、タクシー業では、記載事項の一部を省いた簡易インボイスを渡せます [5]。簡易インボイスは、宛先を省けます [5]。受け取ったものに宛名がなくても、不備ではなく簡易インボイスの場合があります [5]。

Q. 請求書や領収書は、渡した側も受け取った側も保存しますか?

インボイスを渡した売手は、その写しを保存します [5]。受け取った買手は、仕入税額控除を受けるため、原則としてインボイスを保存します [5]。国税庁が案内する特例を使うと、消費税の計算ではインボイスの保存は要りませんが、所得税の面では請求書や領収書などの保存が必要です [5]。

Q. 請求書や領収書を電子データで保存できるサービスはありますか?

マネーフォワード クラウドBoxは、領収書や請求書などの取引の書類を電子で保管できます [2]。利用には、マネーフォワード クラウドの有料プランの契約が必要です [2]。freee請求書は、インボイス制度と電子帳簿保存法に対応しています [1]。

Q. 領収書の印紙税は、この記事で分かりますか?

国税庁の一覧表(その1)には、第1号から第4号までの文書の税額が載っています [6]。この一覧には、領収書は載っていません [6]。第5号から第20号までは別の一覧表(その2)にあるため、国税庁のページで確認してください [6]。