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取引先からインボイスの登録番号を求められたときの請求書対応は、まず自分が登録を受けているかを確かめ、そのうえで請求書に登録番号を正しく載せられる道具を選ぶのが近道です [8]。この記事では、請求書の作成・送付に使える3つのクラウド請求書サービスを、公式情報の範囲で比べます。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、マネーフォワード クラウド請求書。請求書に登録番号を自動で表示でき、1名まで使えるプランがあります [2]
  • 2〜10人の会社なら、freee請求書。無料プランは1〜3人まで、スタンダード以上はユーザー追加に上限がありません [4]
  • 無料で始めたい人なら、Misoca。請求書の作成が月10通までなら、ずっと無料のプランで使えます [5]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

freee請求書

税込2,178円/月

無料枠 無料プランあり。個別発行は送信料金がかからない

取引先に合わせて電子送付か郵送代行を選べる

freee請求書の料金を公式で見る

Misoca

税込9,680円/年

無料枠 請求書の作成は月10通までずっと無料

適格請求書の発行と電子保存に対応し、無料から始められる

選び方

あなたの状況は?1人で使う人マネーフォワード クラウド請求書2〜10人の会社freee請求書無料で始めたい人Misoca
記事の結論と同じ内容です

結論

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2登録番号と適格請求書への対応3送付と運用のしやすさ下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [4][1][2][3]
  1. 料金の形: 無料プランの有無、月払いか年払いか、送信や郵送で別料金がかかるかを見ます。公式の料金表示は税抜なので、この記事では税込に直して載せています [4]。
  2. 登録番号と適格請求書への対応: 請求書に登録番号を載せて発行でき、インボイス制度と電子帳簿保存法への対応が公式に示されているかを見ます [1][2][3]。
  3. 送付と運用のしやすさ: メール送信や郵送、会計ソフトとの連携、使える人数、サポートの手段を見ます [1][3]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee請求書 スタンダード(年払い)税込2,178円/月マネーフォワード クラウド請求書 ひとり法人プラン(年払い)税込2,728円/月マネーフォワード クラウド請求書 スモールビジネスプラン(年払い)税込4,928円/月年額(税込)Misoca プラン15税込9,680円/年
出典 [4][2][5]・料金は 2026-10-27 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
freee請求書ありありありあり
マネーフォワード クラウド請求書ありありあり要確認
Misocaありありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][1][2][5][3]・料金は 2026-10-27 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

比較表(料金は 2026-10-27 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
freee請求書無料プラン 無料 [4]、スタンダード(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]無料プランあり。個別発行は送信料金がかからない [4]請求書の発行が多い企業 [1]CSV・PDFを出力できる基幹・販売管理システムなど [1]電話・チャット・メール(プランにより異なる)[1]取引先に合わせて電子送付か郵送代行を選べる [1]無料プランは定期請求が1件までで、一括発行は有料プラン [4]
マネーフォワード クラウド請求書ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[2]、スモールビジネスプラン(年払い)税抜4,480円/月(税込4,928円)[2]1か月の無料トライアル [2]1名まで、3名まで、4名以上のプランがある [2]会計ソフト、販売管理システム、APIなど [2]公式ページで確認登録番号の自動表示、CSVでの一括作成、毎月の自動作成 [2]2027年6月に料金体系の一部改定を予定している(法人向け)[2]
Misoca無料プラン 無料 [5]、プラン15 税抜8,800円/年(税込9,680円)[5]請求書の作成は月10通までずっと無料 [3]個人事業主・小規模法人向け [5]弥生の会計ソフト、freeeなど [3]電話・メール・チャット(有料プラン)[3]適格請求書の発行と電子保存に対応し、無料から始められる [3]無料プランは月10通まで。郵送やFAX送信は別料金 [5]

各サービスの公式情報

freee請求書

無料プランは無料、スタンダード 基本料金(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
請求書の発行・送付が多く、いまの請求書の見た目を変えたくない人 [1]
向かない人
無料プランの範囲を超えて一括発行や定期請求をしたい人は、有料プランが必要です [4]
長所
インボイス制度と電子帳簿保存法に対応し、メール送信と郵送代行を選べます [1]
短所
一括発行には別途送信料金がかかり、利用開始までは最短1か月程度かかります [1][4]
料金
無料プランは無料、スタンダード 基本料金(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]

freee請求書の料金はいくら?

無料プランは無料、スタンダード 基本料金(年払い)税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]。

請求書データをCSVやPDFで取り込んで送れるため、いまの書式を残したまま対応しやすい仕組みです。紙の請求書が必要な取引先には郵送代行で対応できます [1]。

freee請求書の料金を公式で見る

マネーフォワード クラウド請求書

ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
1名からの小規模な事業で、登録番号を請求書に自動で表示したい人 [2]
向かない人
電話での操作サポートを使いたい個人向けの利用者は、最上位のパーソナルプラスプランが必要です [2]
長所
請求書の毎月自動作成やCSVでの一括作成ができ、会計ソフトとの連携で仕訳も自動化できます [2]
短所
2026年12月(個人向け)と2027年6月(法人向け)に、料金体系の一部改定を予定しています [2]
料金
ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[2]

マネーフォワード クラウド請求書の料金はいくら?

ひとり法人プラン(年払い)税抜2,480円/月(税込2,728円)[2]。

1か月の無料トライアルがあり、終了後に自動で有料へ移ることはありません。トライアル中は使えない機能があります [2]。

マネーフォワード クラウド請求書の料金を公式で見る

Misoca

プラン15 税抜8,800円/年(税込9,680円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点

向いている人
個人事業主や小規模法人で、まず無料で適格請求書を作りたい人 [3]
向かない人
月15通を超えて請求書を作る人は、上位のプランか超過分の別料金を確認する必要があります [5]
長所
適格請求書の発行と電子保存に対応し、会計ソフトへの仕訳連携もできます [3]
短所
郵送代行、FAX代行、回収保証は別途有償です [5]
料金
プラン15 税抜8,800円/年(税込9,680円)[5]

Misocaの料金はいくら?

プラン15 税抜8,800円/年(税込9,680円)[5]。

初年度無償キャンペーンは、年契約の有償プランを2027年3月31日までのお申し込み分が対象で、1事業者につき1回のみです [5]。条件は公式ページで確認してください [5]。

用語の定義

くわしく読む

適格請求書発行事業者とは?

適格請求書発行事業者とは、納税地を所轄する税務署長に登録申請書を提出して登録を受けた課税事業者のことです [8]

登録番号とは?

登録番号とは、適格請求書発行事業者に通知される番号で、法人番号を有する法人では「T+13桁の法人番号」です [8]

国税庁適格請求書発行事業者公表サイトとは?

国税庁適格請求書発行事業者公表サイトとは、登録番号を入力して取引先の登録情報を検索できる国税庁のサイトです [6]

関係する制度

くわしく読む

適格請求書を交付できるのは、適格請求書発行事業者に限られます [7]。登録を受けられるのは課税事業者だけで、納税地を所轄する税務署長に登録申請書を提出して行います [8]。申請はe-Taxでもでき、郵送の場合の送付先は各国税局のインボイス登録センターです [8]。

登録日以降の取引では、相手方(課税事業者に限ります)から求められたときに適格請求書を交付する義務があります [8]。登録の効力は、通知の日ではなく、登録簿に登載された日から生じます [8]。

登録通知までの期間は申請の状況で異なり、目安は国税庁のインボイス制度特設サイトで案内されています [8]。登録番号が分からなくなったときは、各国税局のインボイス登録センターに問い合わせます。通知書は再発行されないため、保管が必要です [8]。

受け取った請求書の登録番号が取引時点で有効かどうかは、公表サイトで確認できます。公表サイトでは「T」を除く13桁の数字を入力し、一度に10件まで検索できます [6]。有効性が確認できれば、一義的には有効な適格請求書等として扱って差し支えないとされています [7]。

適格請求書発行事業者以外の者が、適格請求書であると誤認されるおそれのある表示をした書類を交付することは禁止されており、罰則の対象となります [7]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・freee請求書のスタンダードを1年使う場合(基本料金のみ)税込26,136円1名・マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合税込32,736円個人事業主・Misocaのプラン15を初年度無償にせず2年使う場合税込19,360円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-27 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・freee請求書のスタンダードを1年使う場合(基本料金のみ): 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • 1名・マネーフォワード クラウド請求書のひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-27時点の料金から計算)
  • 個人事業主・Misocaのプラン15を初年度無償にせず2年使う場合: 計算式: 税込9,680円/年 × 2年 = 税込19,360円(2026-10-27時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は、送信料金や郵送などのオプション、契約形態、今後の料金改定で変わることがあります。

よくある質問

Q. 取引先からインボイスの登録番号を求められたときの請求書対応では、まず何を確認しますか?

自分が適格請求書発行事業者の登録を受けているかを確認します。登録を受けた事業者には登録番号が通知され、通知書に記載されます [8]。登録を受けられるのは課税事業者に限られるため、免税事業者の場合の手続は国税庁の案内で確認してください [8]。

Q. 登録番号が分からなくなったときは、どうすればよいですか?

各国税局のインボイス登録センターの案内ページに記載された問合せ先に連絡します [8]。法人番号を有する法人の登録番号は「T+13桁の法人番号」で、法人番号は国税庁法人番号公表サイトで検索できます [8]。

Q. 登録の申請をしたのに、まだ登録番号が届かないときは?

通知までの期間は申請状況により異なります。まず国税庁のインボイス制度特設サイトにある通知時期の目安を確認し、目安を超えていたらインボイス登録センターに問い合わせます [8]。

Q. 取引先から教えてもらった登録番号が有効か、どう調べますか?

国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで、登録番号を入力して検索します [6]。検索しても番号が見つからない場合は、入力内容を確かめてください [6]。

Q. 無料から始められる請求書サービスはありますか?

Misocaとfreee請求書には無料プランがあります。Misocaは請求書の作成が月10通まで、freee請求書は定期請求が1件まで、ユーザーは1〜3人までです [3][4]。マネーフォワード クラウド請求書は1か月の無料トライアルがあります [2]。