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請求書の受け取り管理を見直すときは、インボイスの経過措置で何を保存するかと、届いた請求書をどう取り込むかの両方を押さえる必要があります。この記事では、請求書の受け取り管理に使える invox受取請求書と Bill One を、公式ページの情報だけで整理します。制度の部分は国税庁の案内を根拠にしています。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、invox受取請求書。ミニマムは初期費用が無料で、月額基本料金と件数ごとのデータ処理料金で構成され、社内の利用人数に制限がありません [1]
- 無料で始めたい人なら、invox受取請求書。10件までは無料で請求書の自動データ化を試せます [1]
- 受け取りに加えて経費や債権の管理もまとめたい会社なら、Bill One。請求書受領のほか、経費精算と債権管理のサービスが同じ系列で用意されています [2]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,078円/月〜
無料枠 10件まで無料
紙のスキャン代行とAIによる取り込みに対応
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
請求書受領に加え、経費と債権管理のサービスもある
選び方
結論
1人で使う人
invox受取請求書ミニマムは初期費用が無料で、月額基本料金と件数ごとのデータ処理料金で構成され、社内の利用人数に制限がありません [1]
無料で始めたい人
invox受取請求書10件までは無料で請求書の自動データ化を試せます [1]
受け取りに加えて経費や債権の管理もまとめたい会社
Bill One請求書受領のほか、経費精算と債権管理のサービスが同じ系列で用意されています [2]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: invox受取請求書は月額基本料金に件数ごとの処理料金が加わる形です [1]。Bill One は公式トップページに料金の記載がなく、料金体系は資料で案内されます [2]。
- インボイスと経過措置への備え: 登録番号の読み取りと照合ができるか、帳簿や請求書等の保存を支える機能があるかを見ます [1][8]。
- 取り込みと保存の手間: 紙や PDF をどう取り込むか、電子帳簿保存法への対応が認証で確認できるかを見ます [1][2]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| invox受取請求書 | あり | あり | あり | あり |
| Bill One | 要確認 | 要確認 | 要確認 | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| invox受取請求書 | ミニマム 税込1,078円/月、ベーシック 税込10,780円/月[1] | 10件まで無料 [1] | 利用人数は無制限 [1] | freee、マネーフォワード、弥生など [1] | チャット・メール・オンライン会議 [1] | 紙のスキャン代行とAIによる取り込みに対応 [1] | オペレータ確認ありは数時間〜3営業日かかり、件数ごとの処理料金が別にかかる [1] |
| Bill One | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 大企業から中小規模の企業まで [2] | 公式ページで確認 | 専任の導入支援担当者が伴走 [2] | 請求書受領に加え、経費と債権管理のサービスもある [2] | 料金はトップページに載っておらず、資料で案内される [2] |
各サービスの公式情報
invox受取請求書
ミニマム 税込1,078円/月、ベーシック 税込10,780円/月、プロフェッショナル 税込32,780円/月。データ処理は1件あたり、オペレータ確認なしが税込55円、確認ありが税込110円
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 受け取る請求書の件数に合わせて、使った分だけ負担したい人 [1]
- 向かない人
- オペレータ確認ありのデータ化を即日で終えたい人(ミニマムとベーシックは数時間〜3営業日)[1]
- 長所
- 初期費用が無料で、紙の請求書はスキャン代行も使えます [1]
- 短所
- ミニマムには仕訳データ生成や申請・承認ワークフローが含まれず、ベーシック以上で使えます [1]
- 料金
- ミニマム 税込1,078円/月[1]、ベーシック 税込10,780円/月[1]、プロフェッショナル 税込32,780円/月[1]。データ処理は1件あたり、オペレータ確認なしが税込55円、確認ありが税込110円[1]
invox受取請求書の料金はいくら?
ミニマム 税込1,078円/月[1]、ベーシック 税込10,780円/月[1]、プロフェッショナル 税込32,780円/月[1]。データ処理は1件あたり、オペレータ確認なしが税込55円、確認ありが税込110円[1]。
請求書に記載された登録番号を読み取り、国税庁の適格請求書発行事業者公表システムの Web-API 機能で有効性を照合します [1]。電子帳簿保存法については、JIIMA の認証を取得した同社の電子帳簿保存と同様の対応を行っています [1]。
AI OCR は数秒でデータ化でき、オペレータ確認ありはデータ化精度99.9%以上を保証しています。状況に合わせて使い分けられます [1]。
Bill One
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 請求書の受け取りに加え、経費精算や債権管理も同じ系列で整えたい人 [2]
- 向かない人
- 公開されている情報だけで、先に料金を比べたい人 [2]
- 長所
- 専任の導入支援担当者が、導入から運用定着まで伴走します [2]
- 短所
- 料金体系はトップページに載っておらず、資料で案内される形です [2]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください
Bill Oneの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [2]。
Bill One は JIIMA に電帳法対応ソフトとして認証されています [2]。2025年5月末時点で、20万社を超える企業が Bill One のインボイスネットワーク上で請求書を取り交わしています [2]。
Bill One Bank を併用すると、振込手数料のキャッシュバックを受けられるプログラムがあります。利用には Bill One のライセンス契約が必要で、すでにドコモSMTBネット銀行の口座がある場合は条件が付きます [2]。内容は変更される可能性があるため、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
適格請求書とは?
適格請求書とは、売手が買手に正確な適用税率や消費税額等を伝えるための、一定の事項が記載された請求書や納品書などです [9]
仕入税額控除とは?
仕入税額控除とは、課税仕入れ等に係る消費税額を控除する仕組みで、控除するには帳簿と請求書等の保存が必要です [8]
経過措置とは?
経過措置とは、免税事業者など適格請求書発行事業者以外の者からの課税仕入れについて、仕入税額相当額の一定割合を仕入税額として控除できる期間限定の措置です [9]
関係する制度
くわしく読む
インボイス制度は令和5年10月1日に始まりました。仕入税額控除を受けるには、一定の事項を記載した帳簿と、適格請求書などの請求書等の保存が要件になります [9]。保存の対象には、適格請求書や適格簡易請求書のほか、仕入明細書等やそれらの電磁的記録も含まれます [8]。
請求書等は、受領した日の属する課税期間の末日の翌日から2か月を経過した日から7年間の保存が求められます。6年目と7年目は、いずれか一方を保存すればよいとされています [8]。
免税事業者や消費者など適格請求書発行事業者以外の者からの課税仕入れは、原則として控除できなくなります。ただし、令和5年10月1日から令和13年9月30日までは、仕入税額相当額の一定割合(80パーセント、7・5・3割)を控除できる経過措置があります [9]。一の免税事業者等からの課税仕入れの合計が一定額を超えると、超えた部分は経過措置を受けられません。上限額は課税期間で変わるため、国税庁の最新の案内を確認してください [9]。
経過措置の適用を受けるには、「80%控除対象」などと記載した帳簿と、区分記載請求書等と同様の事項が記載された請求書等を保存します [7]。「軽減対象資産の譲渡等である旨」と「税率ごとに合計した課税資産の譲渡等の税込価額」が請求書に無いときは、受け取った側が追記して保存できます [7]。
適格請求書発行事業者から届いた登録番号のない請求書でも、区分記載請求書等の記載事項を満たしていれば、経過措置の適用を受けることになります [7]。受け取った適格請求書の記載に誤りがあるときは、買手が自分で修正することは認められず、売手から修正後の書類の交付を受けます [7]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人でミニマムを1年使う場合: 計算式: 税込1,078円/月 × 12か月 = 税込12,936円(2026-10-27時点の料金から計算)
- ベーシックを1年使う場合: 計算式: 税込10,780円/月 × 12か月 = 税込129,360円(2026-10-27時点の料金から計算)
- ミニマムで月に100件をオペレータ確認なしで処理する場合の1か月分: 計算式: 税込1,078円 + 税込55円 × 100件 = 税込6,578円(2026-10-27時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は公式ページで確認してください。Bill One は公式トップページに料金の記載がないため、計算例に使っていません。
よくある質問
Q. 請求書の受け取り管理で、経過措置の対象になる請求書はどう見分けますか?
適格請求書発行事業者以外の者(消費者、免税事業者、登録を受けていない課税事業者)からの課税仕入れが対象です [7]。登録番号の記載がない請求書でも、区分記載請求書等の記載事項を満たしていれば、一律に経過措置の適用を受けることになります [7]。取引先の登録番号が有効かどうかは、国税庁の公表サイトで確認できます [7]。
Q. 経過措置の適用を受けるために、何を保存すればよいですか?
「80%控除対象」などと記載した帳簿と、区分記載請求書等と同様の事項が記載された請求書等の保存が必要です [7]。記載が足りない部分のうち、軽減対象資産の譲渡等である旨と税率ごとの税込価額は、受領者が追記して保存できます [7]。
Q. 請求書の受け取り管理のシステムは、無料で試せますか?
invox受取請求書は、10件まで無料で請求書の自動データ化を試せます [1]。チャット・メール・オンライン会議は、トライアル中から無料で何度でも使えます [1]。Bill One の無料枠は公式ページで確認してください。
Q. 受け取った適格請求書に誤りがあったときは、どうすればよいですか?
買手が追記や修正をすることは認められておらず、売手から修正した適格請求書の交付を受けます [7]。買手が修正事項を明示した仕入明細書等を作り、売手の確認を受けて保存する方法もあります [7]。
