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源泉徴収票の発行に使う給与ソフトを選ぶときは、年末調整から源泉徴収票の作成、従業員への配付までをどこまで任せられるかが分かれ目になります。この記事では、各社の公式ページの内容をもとに、弥生給与 Next、給与奉行iクラウド、マネーフォワード クラウド給与の 3 サービスを整理します。源泉徴収票の機能が公式ページの本文から読み取れない部分は、その旨を書いています。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、マネーフォワード クラウド給与。経営者1名で使うひとり法人プランが用意されています [3]
- 2〜10人の会社なら、弥生給与 Next。20名未満の事業者向けの案内があり、年末調整のあとに源泉徴収票を自動で作成できます [1]
- 11〜50人の会社なら、給与奉行iクラウド。iAシステムは従業員数50名までのスペックで、源泉徴収票の配付にも対応しています [2][5]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,870円/月〜
無料枠 最大2か月
年末調整の情報から源泉徴収票を自動作成
税込2,728円/月〜
無料枠 1ヶ月
初期費用は無料
料金は公式ページで確認
無料枠 30日間
源泉徴収票を含む書類をペーパーレスで配付
選び方
結論
1人で使う人
マネーフォワード クラウド給与経営者1名で使うひとり法人プランが用意されています [3]
2〜10人の会社
弥生給与 Next20名未満の事業者向けの案内があり、年末調整のあとに源泉徴収票を自動で作成できます [1]
11〜50人の会社
給与奉行iクラウドiAシステムは従業員数50名までのスペックで、源泉徴収票の配付にも対応しています [2][5]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 弥生給与 Next とマネーフォワード クラウド給与は税抜表示で、この記事では税込に直して載せています [3][4]。給与奉行iクラウドは、税込か税抜かが公式ページの本文から読み取れません [5]。
- 源泉徴収票まわりの機能: 源泉徴収票を作成できるか、従業員へ電子的に配付できるかを、公式ページの記載で見ます [1][2]。
- 規模とサポート: 対象の従業員数、基本利用人数、電話などのサポートの範囲を見ます [4][5]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | あり | あり | あり | あり |
| 給与奉行iクラウド | 要確認 | あり | あり | あり |
| マネーフォワード クラウド給与 | あり | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | エントリー(年契約) 税抜1,700円/月(税込1,870円)[4]、ベーシック(年契約) 税抜4,600円/月(税込5,060円)[4] | 最大2か月 [4] | 20名未満向けの案内あり [4] | KING OF TIME、ジョブカン勤怠管理などの勤怠管理ソフト [1] | 有人メール/チャット、電話はベーシックプラス [4] | 年末調整の情報から源泉徴収票を自動作成 [1] | エントリーでは源泉徴収票のWeb配信を使えない [4] |
| 給与奉行iクラウド | 公式ページで確認(税込か税抜かが本文から読み取れません)[5] | 30日間 [2] | 従業員数20名まで・50名までなど段階あり [5] | 勤怠管理システムとAPIやCSVで連携 [2] | リモートサポート、WEB、TEL [2] | 源泉徴収票を含む書類をペーパーレスで配付 [2] | OBCから直接は販売されず、パートナー会社経由 [2] |
| マネーフォワード クラウド給与 | ひとり法人(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[3]、スモールビジネス(年払い) 税抜4,480円/月(税込4,928円)[3] | 1ヶ月 [3] | 経営者1名から、利用者4名以上のプランまで [3] | 他サービスとのAPI・CSV連携、銀行との振込連携 [3] | 公式ページで確認 | 初期費用は無料 [3] | 料金ページに源泉徴収票の記載がなく、公式ページでの確認が必要 [3] |
各サービスの公式情報
弥生給与 Next
エントリー(年契約) 税抜1,700円/月(税込1,870円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 年末調整から源泉徴収票の作成までを同じソフトで進めたい20名未満の事業者 [1]
- 向かない人
- エントリーで源泉徴収票をWeb配信したい人 [4]
- 長所
- 各種控除申告書と年間の給与情報をもとに、源泉徴収票・給与支払報告書・総括表を自動で作成します [1]
- 短所
- Web配信や勤怠・労務の人数が基本利用人数を超えると追加料金が発生します [4]
- 料金
- エントリー(年契約) 税抜1,700円/月(税込1,870円)[4]
弥生給与 Nextの料金はいくら?
エントリー(年契約) 税抜1,700円/月(税込1,870円)[4]。
給与計算と給与明細の作成は人数にかかわらず追加料金がありません [4]。従業員の登録も人数制限なしで、初期費用は無料です [4]。
給与奉行iクラウド
公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 源泉徴収票や給与明細をペーパーレスで配付したい会社 [2]
- 向かない人
- OBCから直接購入したい人。販売はパートナー会社経由です [2]
- 長所
- 専門家ライセンスが1ライセンス付属し、社会保険労務士などと一緒に使えます [2][5]
- 短所
- ご契約は法人単位の年間契約で、導入支援は有償です [2][5]
- 料金
- 公式ページで確認してください [5]
給与奉行iクラウドの料金はいくら?
公式ページで確認してください [5]。
年末調整の機能として、源泉徴収票の配付や法定調書の作成に対応しています [2]。iEシステムの初期費用は初年度のみ無料で、システムの種類によって異なります [5]。
マネーフォワード クラウド給与
ひとり法人(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 経営者1名から小規模まで、給与計算とWeb給与明細を低い初期負担で始めたい人 [3]
- 向かない人
- 登録ユーザーが2名以上の状態でひとり法人プランを使いたい人 [3]
- 長所
- 初期費用が無料で、ビジネスプラン相当の機能を1ヶ月試せます [3]
- 短所
- ひとり法人プランは、登録ユーザーが1名の場合に限り契約できます [3]
- 料金
- ひとり法人(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[3]
マネーフォワード クラウド給与の料金はいくら?
ひとり法人(年払い) 税抜2,480円/月(税込2,728円)[3]。
2027年6月に料金体系の一部改定が予定されています [3]。年末調整は別サービスの「クラウド年末調整」として案内されているため、源泉徴収票の扱いは公式ページで確認してください [3]。
用語の定義
くわしく読む
年末調整とは?
年末調整とは、1年間に源泉徴収をした所得税および復興特別所得税の合計額を、納めるべき額に一致させる手続です [6]
給与所得控除とは?
給与所得控除とは、給与所得の金額を求めるとき、給与等の収入金額から差し引く控除額のことです [7]
関係する制度
くわしく読む
年末調整は、1年間に源泉徴収をした所得税および復興特別所得税の合計額を、その人が納めるべき額に合わせる手続です [6]。対象は「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している人で、一定額を超える給与の支払を受ける人は対象になりません [6]。
給与所得控除額は、給与等の収入金額に応じて決まります [7]。表の「給与等の収入金額」には、給与所得の源泉徴収票の支払金額が当てはまります [7]。同じ年分の源泉徴収票が2枚以上ある場合は、支払金額の合計額で表を適用します [7]。
毎月の源泉徴収税額は、月額表や日額表などの税額表で求めます [8]。「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人には甲欄を使います [8]。令和9年分以後は、所得税、防衛特別所得税および復興特別所得税が対象になります [6]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・マネーフォワード クラウド給与のひとり法人プラン(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込2,728円/月 × 12か月 = 税込32,736円(2026-10-27時点の料金から計算)
- 弥生給与 Next のエントリー(年契約)を1年使う場合: 計算式: 税込1,870円/月 × 12か月 = 税込22,440円(2026-10-27時点の料金から計算)
- 弥生給与 Next のベーシック(年契約)を1年使う場合: 計算式: 税込5,060円/月 × 12か月 = 税込60,720円(2026-10-27時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 源泉徴収票の発行に対応した給与ソフトは、どう比べればよいですか?
公式ページの記載で、源泉徴収票を作成できるか、配付できるかを見比べます。弥生給与 Next は源泉徴収票の自動作成を案内しています [1]。給与奉行iクラウドは源泉徴収票の配付を案内しています [2]。マネーフォワード クラウド給与は、料金ページから読み取れないため公式ページで確認してください [3]。
Q. 年末調整とは何ですか?
1年間に源泉徴収をした所得税および復興特別所得税の合計額と、納めるべき額を一致させる手続です [6]。対象は「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している人です [6]。
Q. 給与ソフトの料金は税込ですか?
弥生給与 Next とマネーフォワード クラウド給与は、税抜で表示されています [3][4]。給与奉行iクラウドは、税込か税抜かが本文から読み取れないため、公式ページで確認してください [5]。
Q. 源泉徴収票が2枚以上ある場合はどうなりますか?
同じ年分の給与所得の源泉徴収票が2枚以上ある場合は、それらの支払金額の合計額で給与所得控除の表を適用します [7]。
Q. 給与ソフトは無料で試せますか?
弥生給与 Next は最大2か月 [4]、給与奉行iクラウドは30日間 [2]、マネーフォワード クラウド給与は1ヶ月の無料体験が案内されています [3]。無料体験の範囲は、各公式ページで最新の情報を確認してください。
