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青色申告特別控除に対応した会計ソフトを選ぶときに、確認しておきたい点を公式情報から整理しました。この記事では、個人事業主向けのクラウド会計ソフトとして「やよいの青色申告 オンライン」と「freee会計」の2つを取り上げます。控除の要件は国税庁の案内で確認し、料金と機能は各社の公式ページで確認した内容を載せています。

要点(3行)

  • 1年目の費用を抑えて始めたい人なら、やよいの青色申告 オンラインです。申し込み条件を満たすと、セルフプランとベーシックプランが初年度1年間無料になります [3]
  • 月ごとの料金で小さく始めたい人なら、freee会計のスタータープランです。料金表に月あたりの金額が載っており、30日間無料で試せます [2]
  • 優良な電子帳簿とe-Taxの両方を確認したい人なら、やよいの青色申告 オンラインです。優良な電子帳簿の認証と、e-Taxによる申告の両方に対応していると案内されています [1]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-28 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?1年目の費用を抑えて始めたい人やよいの青色申告 オンラインです月ごとの料金で小さく始めたい人freee会計のスタータープランです優良な電子帳簿とe-Taxの両方を確認したい人やよいの青色申告 オンラインです
記事の結論と同じ内容です

結論

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2控除の要件への対応3サポートの範囲下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [3][4][5]
  1. 料金の形: 年額で払うのか、月あたりの金額で見るのか、無料期間がどれだけあるのかを見ます。やよいは年額で、freeeは月あたりの金額と年額の両方が料金表に載っています [3][4]
  2. 控除の要件への対応: 控除額が上がる条件として、e-Taxによる申告と優良な電子帳簿の保存があります [5]。ソフトがどちらに対応しているかを見ます。
  3. サポートの範囲: 電話・チャット・メールのどこまで使えるか、上位プランでないと使えない相談があるかを見ます [3][4]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)freee会計 スターター 年払い税込1,078円/月freee会計 スタンダード 年払い税込2,178円/月やよいの青色申告 オンライン料金は公式ページで確認
出典 [3][4]・料金は 2026-10-28 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
やよいの青色申告 オンラインありありありあり
freee会計ありありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [3][1][4][2]・料金は 2026-10-28 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

比較表(料金は 2026-10-28 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
やよいの青色申告 オンラインセルフプラン 年額 税抜11,800円(税込12,980円)[3]、ベーシックプラン 年額 税抜22,800円(税込25,080円)[3]初年度1年間無料(キャンペーン適用時)[3]個人事業主向け [1]金融機関、POSレジ、Misocaなど [1]セルフはWebFAQ、ベーシックは電話・メール・チャットなど [3]全プランで機能が同じ。優良な電子帳簿とe-Taxに対応 [1]無料にはカード等の登録が必要で、ベーシックの電話は契約期間中10回まで [3]
freee会計スターター 年払い 税抜980円/月(税込1,078円)[4]、スタンダード 年払い 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]30日間 [2]個人・副業向け [2]銀行・クレカの明細取得(1,000以上の口座・サービス)[4]チャット・メール。電話はプレミアム以上 [4]月払いと年払いを選べ、登録はメールアドレスのみ [2]消費税申告はスタンダード以上で、電話サポートはプレミアム以上 [4]

各サービスの公式情報

やよいの青色申告 オンライン

セルフプラン 年額 税抜11,800円(税込12,980円)、ベーシックプラン 年額 税抜22,800円(税込25,080円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
初年度の費用を抑えて、e-Taxまで一つのソフトで進めたい個人事業主 [1]
向かない人
無料の初年度を使うために、自動更新の決済方法としてカードか口座振替の登録をしたくない人 [3]
長所
どのプランでも機能は同じで、違いはサポートの範囲だけです [3]
短所
セルフプランのサポートはWebFAQが中心で、電話相談を使うにはベーシック以上が必要です [3]
料金
セルフプラン 年額 税抜11,800円(税込12,980円)[3]、ベーシックプラン 年額 税抜22,800円(税込25,080円)[3]

やよいの青色申告 オンラインの料金はいくら?

セルフプラン 年額 税抜11,800円(税込12,980円)[3]、ベーシックプラン 年額 税抜22,800円(税込25,080円)[3]。

弥生の公式ページによると、2027年分から青色申告特別控除が最大75万円に引き上げられると案内されています [1]。このソフトは、優良な電子帳簿とe-Taxの両方に対応しています [1]。e-Taxを使うにはマイナンバーカードとスマートフォンの準備が必要です [1]。

初年度の無料は、2027年3月15日までの申し込み分が対象で、1事業者につき1回のみです [3]。無料期間が終わっても、案内なく引き落とされることはなく、契約終了月の前月末日までにオンラインでキャンセルできます [1]。

freee会計

スターター 年払い 税抜980円/月(税込1,078円)、スタンダード 年払い 税抜1,980円/月(税込2,178円)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-28 時点

向いている人
本業の合間にスマホで確定申告の準備を進めたい個人・副業の人 [2]
向かない人
スターターやスタンダードのまま、電話で相談したい人 [4]
長所
銀行口座やクレジットカードの明細を取得でき、アプリでe-Taxにも対応しています [2][4]
短所
消費税申告に対応するのはスタンダード以上で、電話サポートはプレミアム以上です [4]
料金
スターター 年払い 税抜980円/月(税込1,078円)[4]、スタンダード 年払い 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]

freee会計の料金はいくら?

スターター 年払い 税抜980円/月(税込1,078円)[4]、スタンダード 年払い 税抜1,980円/月(税込2,178円)[4]。

freee会計は、スターター、スタンダード、プレミアムなどのプランに分かれています [4]。スターターは確定申告書類の作成が中心で、スタンダードから消費税申告に対応します [4]。

試用は最大1か月で、期間が過ぎると機能に制限のある状態に切り替わります [2]。freeeの公式ページには、青色申告75万円控除などの法改正にも対応すると書かれています [2]。控除の細かな条件は国税庁の案内で確認してください。

用語の定義

くわしく読む

青色申告特別控除とは?

青色申告特別控除とは、青色申告者の所得金額から55万円(一定の要件を満たす場合は65万円)または10万円を差し引く制度です [5]

青色申告とは?

青色申告とは、帳簿をつけて正しく申告する人が、所得金額の計算で有利な扱いを受けられる所得税の制度です [6]

e-Taxとは?

e-Taxとは、国税電子申告・納税システムのことです [5]

関係する制度

くわしく読む

青色申告特別控除は、青色申告者が受けられる特典の一つです [6]。不動産所得または事業所得のある事業で、取引を複式簿記で記帳し、貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付して期限内に提出すると、55万円の控除が受けられます [5]。確定申告の期限は翌年3月15日です [5]

控除額が65万円になるのは、55万円の要件に加えて、仕訳帳と総勘定元帳の電子帳簿保存を行うか、申告書や決算書をe-Taxで送信する場合です [5]。電子帳簿保存で65万円を受けるには、優良な電子帳簿の要件を満たし、届出書を期限までに出す必要があります [5]。確定申告書などをイメージデータで送信することはできません [5]

55万円や65万円の要件に当てはまらない青色申告者は、10万円の控除を受けられます [5]。令和6年分の決算書の手引きでも、控除額ごとの要件が表で示されています [7]。優良な電子帳簿で保存した場合は、過少申告加算税が軽くなる扱いもあります(届出書の提出が必要)[7]

青色申告を始めるには、原則として、承認を受けようとする年の3月15日までに青色申告承認申請書を税務署長に出します [6]。新たに開業した場合は、業務を開始した日から2か月以内が期限です [6]。帳簿や書類は、原則として7年間保存します [6]

費用の目安(計算例)

費用の計算例

やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを、無料期間の終了後に1年使う場合税込12,980円やよいの青色申告 オンラインのベーシックプランを、無料期間の終了後に1年使う場合税込25,080円freee会計のスタータープランを年払いで1年使う場合税込12,936円freee会計のスタンダードプランを年払いで1年使う場合税込26,136円
出典 [3][4]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-28 時点
計算式と前提を見る
  • やよいの青色申告 オンラインのセルフプランを、無料期間の終了後に1年使う場合: 計算式: 税込12,980円/年 × 1年 = 税込12,980円(2026-10-28時点の料金から計算)
  • やよいの青色申告 オンラインのベーシックプランを、無料期間の終了後に1年使う場合: 計算式: 税込25,080円/年 × 1年 = 税込25,080円(2026-10-28時点の料金から計算)
  • freee会計のスタータープランを年払いで1年使う場合: 計算式: 税込1,078円/月 × 12か月 = 税込12,936円(2026-10-28時点の料金から計算)
  • freee会計のスタンダードプランを年払いで1年使う場合: 計算式: 税込2,178円/月 × 12か月 = 税込26,136円(2026-10-28時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。やよいの初年度の無料は申し込みの期間と条件があるため、上の計算は無料期間の終了後の料金です [3]

よくある質問

Q. 青色申告特別控除に対応した会計ソフトで、e-Taxによる申告はできますか?

どちらのソフトも、e-Taxによる申告に対応しています [1][2]。やよいの青色申告 オンラインでは、e-Taxにマイナンバーカードとスマートフォンの準備が必要です [1]。freee会計は、Web版とアプリ版の両方で電子申告に対応しています [2]

Q. 青色申告特別控除の55万円と65万円は、何が違いますか?

65万円は、55万円の要件に加えて、電子帳簿保存かe-Taxによる送信のどちらかが必要です [5]。電子帳簿保存の場合は、優良な電子帳簿の要件を満たして届出書を出します [5]。最新の取り扱いは国税庁のページで確認してください。

Q. 会計ソフトの無料期間が終わると、どうなりますか?

やよいの青色申告 オンラインは、次年度の更新前にメールで案内があり、前月末日までにキャンセルできます [1]。freee会計は、お試し期間が過ぎると機能に制限のある状態に切り替わります [2]。条件は変わることがあるため、公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 青色申告承認申請書は、いつまでに出せばよいですか?

原則は、承認を受けようとする年の3月15日までです [6]。新規開業の場合は、業務を開始した日から2か月以内です [6]。