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IT導入補助金は、2026年度の公式サイトでは「デジタル化・AI導入補助金2026」の名前で案内されています [7]。この記事では、IT導入補助金の枠ごとの違いを、補助上限・補助率・手続きの3点で整理します。数字はベンダーの案内ページと事務局の案内に載っている内容です。最新の情報は公式ページで確認してください。

要点(3行)

  • 会計や勤怠などの業務ソフトを導入したい人なら、通常枠。事業のデジタル化を目的とした枠で、ソフトウェア購入費とクラウド利用料(最大2年分)が対象です [1]
  • インボイス対応のソフトとパソコンも一緒に買いたい人なら、インボイス枠(インボイス対応類型)。インボイス制度に対応したソフトの導入を支援する枠で、パソコンやタブレットの購入にも使えます [1][3]
  • 地域や複数の事業者で連携して取り組む人なら、複数者連携デジタル化・AI導入枠。申請フローと交付決定後の手続きが他の枠と異なるため、公募要領で手順を確認します [7]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-26 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?会計や勤怠などの業務ソフトを導入したい人通常枠インボイス対応のソフトとパソコンも一緒に買いたい人インボイス枠(インボイス対応類型)地域や複数の事業者で連携して取り組む人複数者連携デジタル化・AI導入枠
記事の結論と同じ内容です

結論

会計や勤怠などの業務ソフトを導入したい人

通常枠事業のデジタル化を目的とした枠で、ソフトウェア購入費とクラウド利用料(最大2年分)が対象です [1]

通常枠の申請の流れを公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1補助額の形2対象経費とツール3手続きの負担下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [1][3][8]
  1. 補助額の形: 枠ごとに補助上限と補助率が違います。補助率は事業者の区分や金額によっても変わります [1]
  2. 対象経費とツール: ソフト購入費とクラウド利用料の枠か、パソコンも対象になる枠か、ベンダーが対応しているかを見ます [1][3]
  3. 手続きの負担: GビズIDプライムの取得とSECURITY ACTIONの宣言は、すべての枠・類型に共通の要件です [8]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
通常枠ありありありあり
インボイス枠(インボイス対応類型)ありありありあり
複数者連携デジタル化・AI導入枠要確認要確認ありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][7][3][8]・料金は 2026-10-26 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

比較表(料金は 2026-10-26 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
通常枠補助上限: 業務プロセス1〜3つで5万〜150万円、4つ以上で150万〜450万円(補助額で税込の料金ではありません)[1]補助率: 中小企業1/2、最低賃金近傍の事業者2/3 [1]中小企業。最低賃金近傍の事業者は補助率が上がる [1]freee会計、freee人事労務など [1]IT導入支援事業者と共同で交付申請を作る [7]クラウド利用料を最大2年分まで対象にできる [1]補助金は後払いで、利用料をいったん全額支払う [1]
インボイス枠(インボイス対応類型)補助上限: 1機能で50万円まで、2機能以上で350万円まで(補助額で税込の料金ではありません)[1]補助率: 50万円以下は3/4(小規模事業者は4/5)、50万円〜350万円は2/3 [1]中小企業。小規模事業者は補助率が上がる [1]ジョブカン会計、ジョブカン経費精算など [3]IT導入支援事業者と共同で交付申請を作る [7]補助率が最大4/5で、パソコンなども対象になる [1][3]freeeではハードウェアの導入が受付対象外 [1]
複数者連携デジタル化・AI導入枠公式ページで確認公式ページで確認公式ページで確認自治体、金融機関、ITベンダーなどとの連携が加点項目 [8]公募要領の「3.交付申請方法」で確認 [7]地域課題の解決を目指す連携の取り組みが加点項目に挙がる [8]申請フローと交付決定後の手続きが他の枠と異なる [7]

この表には、出典で補助上限や補助率を読み取れた枠を中心に載せました。ほかにインボイス枠の電子取引類型とセキュリティ対策推進枠があります。補助上限と補助率は公式ページで最新の情報を確認してください [7]。

各サービスの公式情報

通常枠

補助上限は業務プロセス1〜3つで5万〜150万円、4つ以上で150万〜450万円(補助額で税込の料金ではありません)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
会計・人事労務などの業務ソフトを導入して、事業のデジタル化を進めたい中小企業 [1]
向かない人
利用料の立て替えが難しい事業者。freeeの補助金窓口は、個人事業主からの問い合わせと契約済みの顧客への遡及申請を受け付けていません [1]
長所
ソフト購入費に加えて、クラウド利用料を最大2年分まで対象にできます [1]
短所
中小企業の補助率は1/2で、最低賃金近傍の事業者でも2/3です [1]
料金
補助上限は業務プロセス1〜3つで5万〜150万円、4つ以上で150万〜450万円(補助額で税込の料金ではありません)[1]

通常枠の料金はいくら?

補助上限は業務プロセス1〜3つで5万〜150万円、4つ以上で150万〜450万円(補助額で税込の料金ではありません)[1]。

通常枠は、事業のデジタル化を目的とした導入支援の枠です [1]。補助上限は、導入する業務プロセスの数が1〜3つか4つ以上かで分かれます [1]。

補助金は後払いです。freeeの案内では、利用料金の全額をいったん支払い、補助率1/2なら導入費用の半額が国から補助されます [1]。加点では、クラウド製品の選定やインボイス対応製品の選定が通常枠の対象です [8]。

通常枠の申請の流れを公式で見る

インボイス枠(インボイス対応類型)

補助上限は1機能で50万円まで、2機能以上で350万円まで(補助額で税込の料金ではありません)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
インボイス制度に対応した会計・請求書などのソフトを入れたい事業者。パソコンやタブレットも一緒に買いたい事業者 [1][3]
向かない人
インボイス対応以外の目的でツールを選ぶ事業者。freeeではハードウェアの導入が受付対象外です [1]
長所
小規模事業者の補助率は最大4/5です [1]
短所
インボイス制度に対応したソフトの導入が前提で、機能の数で補助上限が変わります [1]
料金
補助上限は1機能で50万円まで、2機能以上で350万円まで(補助額で税込の料金ではありません)[1]

インボイス枠(インボイス対応類型)の料金はいくら?

補助上限は1機能で50万円まで、2機能以上で350万円まで(補助額で税込の料金ではありません)[1]。

補助率は、50万円以下が3/4(小規模事業者は4/5)、50万円〜350万円が2/3です(金額は補助額の区分で税込の料金ではありません)[1]。

ジョブカンは、この類型でジョブカン会計・見積/請求書・経費精算を導入すると、導入費用の最大4/5に相当する補助金が出ると案内しています [3]。補助は税抜金額に対して算出され、自己負担額には別途消費税がかかります [3]。加点では、決済機能を持つクラウド製品やスマートレジの選定が挙がっています [8]。交付申請時にインボイス登録が済んでいない場合は、実績報告日までに登録できないと原則として交付決定が取り消されます [8]。

インボイス枠(インボイス対応類型)の申請の流れを公式で見る

複数者連携デジタル化・AI導入枠

補助上限と補助率は公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-26 時点

向いている人
自治体・金融機関・ITベンダーなどと連携して、地域課題の解決を目指す事業者 [8]
向かない人
他の枠と同じ手順で申請したい事業者。この枠は公募要領で手続きを確認する必要があります [7]
長所
得られた知見やデータを地域に広げる取り組みが加点項目に挙がっています [8]
短所
申請フローと交付決定後の手続きが、他の枠と異なります [7]
料金
補助上限と補助率は公式ページで確認

複数者連携デジタル化・AI導入枠の料金はいくら?

補助上限と補助率は公式ページで確認 [7]。

この枠の交付申請は、公募要領(複数者連携枠)の「3.交付申請方法」で詳細を確認します [7]。この記事の出典には補助上限と補助率の記載がないため、数字は書いていません。

複数者連携デジタル化・AI導入枠の申請の流れを公式で見る

用語の定義

くわしく読む

SECURITY ACTIONとは?

SECURITY ACTIONとは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する、中小企業・小規模事業者等が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度です [8]

GビズIDプライムとは?

GビズIDプライムとは、すべての申請枠・類型で交付申請の要件になっているアカウントです [8]

交付決定とは?

交付決定とは、交付申請内容の審査が終わって通知され、通知を受けた申請者が補助事業を始められるようになることです [7]

関係する制度

くわしく読む

交付申請では、GビズIDプライムの取得とSECURITY ACTIONの宣言が、すべての申請枠・類型で要件になっています [8]。GビズIDプライムの発行までの目安はおおむね2週間、SECURITY ACTIONの宣言済アカウントIDの発行はおおむね2〜3日です [8]。交付申請を作るときには、宣言済みのアカウントIDを入力します [8]。

申請の流れは、補助事業の理解、IDの取得と宣言、IT導入支援事業者とツールの選定、交付申請、交付決定の5段階です [7]。交付申請では、IT導入支援事業者から申請マイページへの招待を受け、申請者が基本情報と書類を入力します [7]。事業者は導入ツールの情報と事業計画値を入力し、最後に申請者が最終確認と宣誓をして事務局へ提出します [7]。

審査には加点項目があり、対象は枠ごとに違います [8]。3年の賃上げ事業計画を従業員に表明していなかったことが交付後に分かると、交付決定が取り消されます [8]。加点項目は公式ページで最新の情報を確認してください [8]。

導入できるツールとIT導入支援事業者は、事務局のITツール検索で探せます [9]。パソコンやタブレットなどは検索結果の一覧に含まれず、移行登録中のため表示されない事業者もあります [9]。

費用の目安(計算例)

  • ジョブカン経費精算を10人で2年使い、通常枠(補助率1/2)を使う場合の補助額: 計算式: 400円/人・月 × 10人 × 24か月 × 0.5 = 48,000円(金額は出典の税抜表示で税込ではありません。補助は税抜金額で算出。2026-10-26時点の料金から計算)[1][3][6]
  • 同じ条件で、インボイス対応類型(小規模事業者の補助率4/5)を使う場合の補助額: 計算式: 400円/人・月 × 10人 × 24か月 × 0.8 = 76,800円(金額は出典の税抜表示で税込ではありません。補助は税抜金額で算出。2026-10-26時点の料金から計算)[1][3][6]

計算に使った月額は、ジョブカン経費精算の最低額です [6]。実際の補助額は、利用機能数、最低利用料金、契約形態、審査の結果で変わることがあります。

よくある質問

Q. IT導入補助金の通常枠とインボイス枠は何が違いますか?

通常枠は事業のデジタル化を目的とした導入支援で、インボイス枠(インボイス対応類型)はインボイス制度に対応したソフトの導入を支援する枠です [1]。補助上限と補助率の数値は比較表のとおりで、インボイス対応類型の方が高い補助率が設定されています [1]。

Q. IT導入補助金の申請の流れを教えてください

事務局の案内では、補助事業の理解、GビズIDプライムの取得とSECURITY ACTIONの宣言、IT導入支援事業者とツールの選定、交付申請、交付決定の順です [7]。交付申請は、IT導入支援事業者と共同で作ります [7]。複数者連携枠は、流れが一部異なります [7]。

Q. ベンダーはどう選べばよいですか?

事務局のITツール検索では、採択を受けているIT導入支援事業者とITツールを探せます [9]。対応希望エリアや、セキュリティ認証を持つ事業者のITツールに限る条件でも絞り込めます [9]。ベンダーごとに補助金への対応は違い、弥生は2026年9月10日をもって新規の申請受付を終了しています [2]。ジョブカンは申請支援を無料で実施しています [3]。

Q. IT導入補助金はいつ受け取れますか?

freeeの案内では、審査を通ると、おおむね申請締切日の翌月の最終営業日に交付決定通知が届きます [1]。通知後にツールを導入して実績報告を行うと補助金が交付され、一般的には実績報告から約1か月です [1]。補助金は後払いです [1]。

Q. IT導入補助金の次の締切はいつですか?

freeeの案内では、6次の締切日は2026年10月30日(金)、7次の締切日は2026年12月1日(火)で、7次の交付決定日は2027年1月19日(火)です [1]。freeeの窓口への利用申請の締切日は、6次が2026年10月13日(火)、7次が2026年11月11日(水)で、どちらも事務局の締切日より前です [1]。日程は変更される場合があるため、公式ページで最新の情報を確認してください [1]。