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電子帳簿保存法のスキャナ保存に対応した経費精算サービスを選ぶときの見方を、各社の公式情報と国税庁の資料から整理しました。
要点(3行)
- 会計ソフトとセットで使いたい人なら、弥生経費 Next。小規模事業者向けには、弥生会計 Nextの機能の一部として提供されます [3]
- ユーザー数に応じた月額で試したい人なら、ジョブカン経費精算。1ユーザごとの月額で、30日間の無料お試しがあります [5]
- 今の承認フローをそのまま電子化したい人なら、楽楽精算。現在の承認フローや申請フォーマットを電子化できる点を案内しています [1]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-27 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込440円/月
無料枠 30日間
経路検索、ICカード取り込み、仕訳・FBデータの自動作成
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
JIIMA認証を受けた電子帳簿保存法対応で、タイムスタンプ付与・検索・一括検証の機能を備える
料金は公式ページで確認
無料枠 会計ソフトとセットで「無料で使ってみる」の案内あり
領収書のアップロード時に電子帳簿保存法に対応した形式かを自動チェック
選び方
結論
会計ソフトとセットで使いたい人
弥生経費 Next小規模事業者向けには、弥生会計 Nextの機能の一部として提供されます [3]
ユーザー数に応じた月額で試したい人
ジョブカン経費精算1ユーザごとの月額で、30日間の無料お試しがあります [5]
今の承認フローをそのまま電子化したい人
楽楽精算現在の承認フローや申請フォーマットを電子化できる点を案内しています [1]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 楽楽精算は初期費用と月額費用の組み合わせで、月額は従業員数やオプションで変わります [4]。ジョブカン経費精算は1ユーザごとの月額で、最低利用料金があります [5]。公式サイトの料金は税抜表示のものがあり、この記事では税込に直して載せています。
- スキャナ保存に関わる機能: タイムスタンプの付与、検索機能、領収書が電子帳簿保存法に対応した形式かの自動チェックなど、サービスごとに案内されている機能が異なります [1][2][3]。
- 会計ソフト連携と運用規模: 仕訳データを自社の会計ソフトに渡せるか、会社の規模に合う料金体系かを見ます [1][3][5]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 楽楽精算 | あり | 要確認 | あり | あり |
| ジョブカン経費精算 | あり | あり | あり | あり |
| 弥生経費 Next | 要確認 | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽楽精算 | 月額 税抜30,000円(税込33,000円)から/初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)[4] | 資料請求は無料(体験期間は公式ページで確認)[1] | 会社規模や業種を問わない運用をうたう [1] | 会計ソフト、法人カード、交通系ICカード [1] | 専任担当が運用開始まで伴走、導入後もWEB・電話・メールで相談可 [1] | JIIMA認証を受けた電子帳簿保存法対応で、タイムスタンプ付与・検索・一括検証の機能を備える [1] | 詳しい料金は料金表の請求が前提で、初期費用が別にかかる [4] |
| ジョブカン経費精算 | 1ユーザあたり 税抜400円/月(税込440円)、初期費用は無料 [5] | 30日間 [2] | 中・小規模向けのプランと、500名目安の大規模向けの見積もり [5] | 会計ソフト、ICカード、乗換案内 [5] | 平日の電話・メールで問い合わせ可 [5] | 経路検索、ICカード取り込み、仕訳・FBデータの自動作成 [2] | 最低利用料金があり、タイムスタンプとAI-OCRは別途オプション [5] |
| 弥生経費 Next | 公式ページで確認 | 会計ソフトとセットで「無料で使ってみる」の案内あり [3] | 小規模事業者向けは会計ソフトとセット、組織向けはエキスパートプラン [3] | 弥生会計 Next、弥生会計(デスクトップ)、他社会計ソフト(CSV)[3] | 導入前に電話面談で相談できる [3] | 領収書のアップロード時に電子帳簿保存法に対応した形式かを自動チェック [3] | 会計ソフトとセットの版は、自動化ルールと他社会計ソフトへのCSV連携の対象外 [3] |
各サービスの公式情報
楽楽精算
月額 税抜30,000円(税込33,000円)から、初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 現在の承認フローや申請フォーマットを変えずに電子化したい会社 [1]
- 向かない人
- 料金を公式ページだけで細かく比べたい人。詳しい料金は料金表の請求が前提です [4]
- 長所
- 領収書のスマホ読み取りと申請ルールのチェックを備え、JIIMAの認証を受けた電子帳簿保存法対応のシステムです [1]
- 短所
- 初期費用が別途かかり、月額は従業員数やオプションで変わります [4]
- 料金
- 月額 税抜30,000円(税込33,000円)から、初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)[4]
楽楽精算の料金はいくら?
月額 税抜30,000円(税込33,000円)から、初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)[4]。
電子帳簿保存法に対応する機能として、タイムスタンプ付与・検索機能・一括検証機能を搭載しています [1]。領収書は専用アプリで撮影すると、金額・取引先・日付がデータ化されます [1]。
AI-OCRや交通系ICカード連携は、オプションとして用意されています [4]。
ジョブカン経費精算
1ユーザあたり 税抜400円/月(税込440円)、最低利用料金は月額 税抜5,000円(税込5,500円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- ユーザー数に応じた月額で、30日間の無料お試しから始めたい会社 [5]
- 向かない人
- 少人数で最低利用料金を避けたい人。1ユーザごとの料金でも、最低利用料金が設けられています [5]
- 長所
- 交通費の経路検索、定期券区間の自動控除、ICカードからの取り込みに対応し、仕訳・FBデータも自動作成されます [2]
- 短所
- タイムスタンプとAI-OCRは、別料金のオプションです [5]
- 料金
- 1ユーザあたり 税抜400円/月(税込440円)、最低利用料金は月額 税抜5,000円(税込5,500円)[5]
ジョブカン経費精算の料金はいくら?
1ユーザあたり 税抜400円/月(税込440円)、最低利用料金は月額 税抜5,000円(税込5,500円)[5]。
申請書類に添付するPDFや画像は、容量無制限で保存・検索できます [2]。画像やPDFをアップロードするとタイムスタンプが付与される機能が案内されていますが、料金表ではタイムスタンプがオプションとして載っています [2][5]。
弥生経費 Next
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-27 時点
- 向いている人
- 会計ソフトとセットで導入したい小規模事業者 [3]
- 向かない人
- 会計ソフトとセットではなく、経費精算ソフトだけを使いたい人。その場合はエキスパートプランの確認が必要です [3]
- 長所
- 領収書のアップロード時に、電子帳簿保存法に対応した形式かを自動でチェックします [3]
- 短所
- 会計ソフトとセットの版は、自動化ルールと他社会計ソフトへのCSV連携の対象外です [3]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください
弥生経費 Nextの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [3]。
スマホアプリでの領収書の撮影・申請、通勤経路の管理、FBデータ出力に対応します [3]。承認した経費は、弥生会計 Nextへ仕訳データを自動連携できます [3]。
用語の定義
くわしく読む
電子帳簿保存法とは?
電子帳簿保存法とは、原則紙での保存が義務づけられている帳簿書類を、一定の要件を満たしたうえで電子データによる保存を認める法律です [6]
スキャナ保存とは?
スキャナ保存とは、紙で受領・作成した書類を画像データで保存する区分のことです [6]
電子取引とは?
電子取引とは、電子的に授受した取引情報をデータで保存する区分のことです [6]
関係する制度
くわしく読む
電子帳簿保存法による電磁的記録での保存は、電子帳簿等保存・スキャナ保存・電子取引の3区分に分かれます [6]。スキャナやスマホで読み取って保存する方法も、電子帳簿等保存制度の対象です [8]。
令和4年1月1日以後に行うスキャナ保存では、税務署長の事前承認制度が廃止されました [6]。タイムスタンプの付与期間は、最長約2か月と概ね7営業日以内とされています [6]。
読み取る際の自署は不要になり、適正事務処理要件も廃止されました [6]。訂正や削除の事実と内容を確認できるクラウド等で、入力期間内に保存したことを確認できる場合は、タイムスタンプの付与に代えられます [6]。検索要件の記録項目は、取引年月日その他の日付、取引金額、取引先に限られます [6]。
PDFなどのデータで受け取った請求書等は、データも決まりに沿って保存する必要があります [8]。市販ソフトが要件を満たすかは、JIIMA認証情報リストでも確認できます [8]。この説明は令和3年度の税制改正を紹介した資料に基づくため、最新の要件は国税庁の公式ページで確認してください [6]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 楽楽精算の月額費用の下限で1年使う場合: 計算式: 税込33,000円/月 × 12か月 = 税込396,000円(2026-10-27時点の料金から計算)
- 社員20人でジョブカン経費精算を1年使う場合: 計算式: 税込440円/人・月 × 20人 × 12か月 = 税込105,600円(2026-10-27時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. スキャナ保存に対応した経費精算とは何ですか?
スキャナ保存は、紙で受領・作成した書類を画像データで保存する区分です [6]。スキャナやスマホで読み取って保存する方法も、制度の対象です [8]。経費精算サービスの中には、領収書をスマホで撮影して申請まで進められるものがあります [1]。
Q. スキャナ保存に事前の承認は必要ですか?
令和4年1月1日以後に行うスキャナ保存では、税務署長の事前承認制度が廃止されました [6]。
Q. 領収書をスマホで撮影して保存するとき、タイムスタンプは必要ですか?
タイムスタンプの付与期間は、最長約2か月と概ね7営業日以内とされています [6]。訂正や削除の事実と内容を確認できるクラウド等で、入力期間内の保存を確認できる場合は、付与に代えられます [6]。
Q. PDFで受け取った領収書は、紙に印刷して保存すればよいですか?
紙にプリントアウトすることは禁止されていませんが、PDFなどのデータで受け取った請求書等は、データも決まりに沿って保存する必要があります [8]。
Q. 経費精算ソフトが要件を満たしているかは、どう調べますか?
市販ソフトが要件を満たしているかは、JIIMA認証情報リストでも確認できます [8]。楽楽精算は、JIIMAの認証を受けた電子帳簿保存法対応のシステムとして案内されています [1]。
