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共用サーバー・VPS・専用サーバーは、似た名前でも「サーバーを他の利用者と分けて使う度合い」が違います。共用サーバーは1台のサーバーを複数の利用者で共有する方式で、低コストで始めやすいのが特徴です [3]。VPSは仮想的に分離された環境を使えるため設定の自由度が高く、専用サーバーは1つのサーバーを専有する形です [3][5]。この記事では、公式ページの情報だけをもとに、5サービスでこの違いを整理します。
要点(3行)
- 料金を抑えて共用サーバーから始めたい人なら、エックスサーバー。全プランで転送量課金がなく、電話・メールサポートも無料で使えます [2]
- 他の利用者の影響を抑えたい人なら、ConoHa WING。ビジネスプランはメモリとvCPUが保証される構成で、共用サーバーの混雑度に左右されにくくなります [3]
- WordPressの運用管理を任せたい人なら、Kinsta。WordPress専用のクラウドサーバーで、エンジニアによる24時間365日の有人サポートがあります [7]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-20 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込678円/月〜
無料枠 初期費用は無料
ビジネスプランはメモリ・vCPUを保証
税込693円/月〜
無料枠 10日間の無料お試し
全プランで転送量課金なし、ディスクはNVMe SSD
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
WEB・メール・データベースのサーバーが分離
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
アカウントごとにCPUやメモリを確保
料金は公式ページで確認
無料枠 初月は無料
専用サーバーのアドオンがある
選び方
結論
料金を抑えて共用サーバーから始めたい人
エックスサーバー全プランで転送量課金がなく、電話・メールサポートも無料で使えます [2]
他の利用者の影響を抑えたい人
ConoHa WINGビジネスプランはメモリとvCPUが保証される構成で、共用サーバーの混雑度に左右されにくくなります [3]
WordPressの運用管理を任せたい人
KinstaWordPress専用のクラウドサーバーで、エンジニアによる24時間365日の有人サポートがあります [7]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 月額固定のもの、時間単位で課金して月額に上限があるもの、契約期間分を一括前払いするものがあります。出典で税込か税抜かを読み取れないサービスは、金額を載せていません [3][6][8]。
- サーバーの分け方: 共用サーバーは1台を複数の利用者で共有します。VPSは仮想的に分離され、専用サーバーは1つのサーバーを専有します [3][5]。
- サポートと運用の手間: 電話・メールの有無、サーバーの運用や監視を任せられるかを見ます [3][5]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー | あり | あり | あり | あり |
| ConoHa WING | あり | あり | あり | あり |
| ヘテムル | 要確認 | 要確認 | 要確認 | あり |
| wpX Speed | あり | 要確認 | あり | あり |
| Kinsta | 要確認 | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー | スタンダード(36か月契約) 税込693円/月(キャンペーン価格)[8]、プレミアム(36か月契約) 税込1,386円/月(キャンペーン価格)[8] | 10日間の無料お試し [1] | 個人利用から法人利用まで [1] | WordPress・EC-CUBEなどの簡単インストール [2] | 電話・メール [2] | 全プランで転送量課金なし、ディスクはNVMe SSD [2] | 管理者ユーザー設定はビジネスプランのみ [2] |
| ConoHa WING | ベーシック(WINGパック36か月) 税込678円/月(キャンペーン価格)[3]、ベーシック(通常料金) 税込1,452円/月[4] | 初期費用は無料 [3] | ブログ・小規模サイトから法人まで [3] | WordPress、Slack通知(モニタリング機能)[4] | 電話・メール [3] | ビジネスプランはメモリ・vCPUを保証 [3] | WINGパックは契約期間中の途中解約ができない [3] |
| ヘテムル | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 共用サーバーとマネージド専用サーバーがある [5] | 公式ページで確認 | 電話サポートは無料 [5] | WEB・メール・データベースのサーバーが分離 [5] | マネージド専用サーバーの月額は要相談 [5] |
| wpX Speed | W1 税込2.2円/時、月額上限 税込1,320円[6]、W2 税込4.4円/時、月額上限 税込2,640円[6] | 公式ページで確認 | WordPress専用 [6] | WordPress簡単移行・簡単インストール [6] | サポートサイト・コミュニティ・お問い合わせ [6] | アカウントごとにCPUやメモリを確保 [6] | WordPress専用で、自動バックアップは過去7日分 [6] |
| Kinsta | 料金は公式ページで確認してください(米ドル表示のため)[9] | 初月は無料 [7] | 個人事業主、制作会社、企業向けのプランがある [7] | Cloudflare統合、Git、Kinsta API [7] | 24時間365日の有人サポート [7] | 専用サーバーのアドオンがある [9] | 価格は税抜・米ドル表示 [9] |
表のうち、ConoHa WINGとヘテムルは共用サーバーを提供するサービスです [3][5]。ヘテムルにはマネージド専用サーバーもあります [5]。wpX SpeedとKinstaは、WordPress専用のクラウド型サーバーです [6][7]。
各サービスの公式情報
エックスサーバー
スタンダード(36か月契約) 税込693円/月(キャンペーン価格)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- 個人サイトや事業用サイトを始め、10日間のお試しをしたい人 [1]
- 向かない人
- 複数人でサーバーを管理したいのに、スタンダードやプレミアムを選ぶ人。管理者ユーザー設定はビジネスプランだけです [2]
- 長所
- ウェブ・メール・FTPの転送量課金がなく、メールと電話のサポートが無料です [2]
- 短所
- 支払いは契約期間分の一括前払いです [8]
- 料金
- スタンダード(36か月契約) 税込693円/月(キャンペーン価格)[8]
エックスサーバーの料金はいくら?
スタンダード(36か月契約) 税込693円/月(キャンペーン価格)[8]。
キャンペーン価格は、2026/10/5から2026/11/4までの適用です [8]。契約期間が長いほど、月額に換算した料金は下がる表になっています [8]。
同社のサイトの下部には、「VPS・仮想専用サーバー」と「法人向け専用サーバー」が別のサービスとして並んでいます [1]。仕様や料金は、公式ページで最新の情報を確認してください。
ConoHa WING
ベーシック(通常料金) 税込1,452円/月
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- WordPressサイトを手早く開設したい人。法人なら、メモリとvCPUを保証するビジネスプランも選べます [3]
- 向かない人
- 途中解約の可能性があるのに、WINGパックを選ぶ人 [3]
- 長所
- 通常料金は最低利用期間がなく、どちらの料金タイプも初期費用は無料です [3]
- 短所
- ベーシック〜プレミアムのメモリとvCPUは目安値で、共用サーバーの混雑度が低いときに最大値まで使えます [3]
- 料金
- ベーシック(通常料金) 税込1,452円/月[4]
ConoHa WINGの料金はいくら?
ベーシック(通常料金) 税込1,452円/月[4]。
料金タイプは、長期契約割引のWINGパックと従量制の通常料金の2つです [3]。WINGパックは契約期間分を一括で前払いします [3]。
OSやミドルウェアを自由に設定したい場合や、管理者権限が必要な場合は、ConoHa VPSを検討するよう案内されています [3]。共用サーバーのWINGとVPSの線引きがわかる説明です。
ヘテムル
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- 共用サーバーでコストを重視する人。大規模サイトや複数サイトを持つ法人は、マネージド専用サーバーも検討できます [5]
- 向かない人
- 専用サーバーの月額を、個別に相談せず把握したい人 [5]
- 長所
- WEBサーバー、メールサーバー、データベースサーバーが分かれており、互いのトラフィックに影響しにくい構成です [5]
- 短所
- マネージド専用サーバーのアカウント数は最大50人までです [5]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [5]
ヘテムルの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [5]。
マネージド専用サーバー「heteml MAX」は、1つのサーバーを専有する構成です [5]。他のユーザーの影響や転送量を気にせずに運営できる点が特徴です [5]。容量は13TB、メモリは256GBと案内されています [5]。
共用サーバーの側にも、電話サポートが無料で付きます [5]。税の表示や最新の料金は、公式ページで確認してください。
wpX Speed
W1 税込2.2円/時、月額上限 税込1,320円
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- WordPressだけを動かし、アクセス増に合わせてプランを自動で切り替えたい人 [6]
- 向かない人
- WordPress以外のシステムを動かしたい人。WordPress専用のサービスです [6]
- 長所
- アカウントごとにCPUやメモリなどのリソースが確保されます [6]
- 短所
- サーバー上の全データのバックアップは過去7日分です [6]
- 料金
- W1 税込2.2円/時、月額上限 税込1,320円[6]
wpX Speedの料金はいくら?
W1 税込2.2円/時、月額上限 税込1,320円[6]。
一般的な共用サーバーでは、他の利用者の状況によってアクセスしづらくなることがあります [6]。wpX Speedはこの点を、リソースの確保で補う設計です [6]。
オートスケール機能は、一定の負荷を検知するとリソースの多いプランへ自動で変更します [6]。変更の条件や予算は、自分で設定できます [6]。
Kinsta
料金は米ドル表示のため、公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- WordPressサイトの運用を任せ、24時間365日の有人サポートが必要な人 [7]
- 向かない人
- 日本円・税込で料金を把握したい人。価格は税抜・米ドル表示です [9]
- 長所
- 専用サーバーのアドオンがあり、リソース集約型でアクセス数の多いサイトに向く構成です [9]
- 短所
- WordPress専用クラウドサーバーなので、WordPress以外の用途は公式ページで確認が必要です [7]
- 料金
- 料金は米ドル表示のため、公式ページで確認してください [9]
Kinstaの料金はいくら?
料金は米ドル表示のため、公式ページで確認してください [9]。
Kinstaには、一般ビジネス向け、制作会社向け、エンタープライズ向けのプランがあります [9]。エンタープライズ向けには、最大99.99%のSLA保証稼働率が案内されています [9]。
サイト移行は無料で、無制限に利用できます [9]。日本円での費用感は、公式ページで確認してください。
用語の定義
くわしく読む
情報セキュリティ10大脅威とは?
情報セキュリティ10大脅威とは、前年に社会的な影響が大きかった事案から、IPAが選んだ脅威候補を選考会が審議・投票して決めたものです [10]
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度です [11]
サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは?
サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは、経営者が認識すべき3原則と、担当幹部に指示すべき重要10項目をまとめた、経済産業省とIPAが策定した指針です [12]
関係する制度
くわしく読む
サーバーの種類に関係する公的な制度は、出典から直接は読み取れません。ここでは、サーバー選びと合わせて確認したい情報セキュリティの取り組みを整理します。
IPAは、中小企業の情報セキュリティ対策に関する情報を、セミナーや映像、冊子などの形で公開しています [11]。SECURITY ACTIONは、中小企業が対策に取り組むことを自己宣言する制度です [11]。25個の診断項目に答えて自社の対策状況を把握できる「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」も、同じページで案内されています [11]。
IPAの「重要なセキュリティ情報」には、WordPressの脆弱性対策が掲載されています [10]。更新や設定を誰が担うかは、サービスごとに公式ページで確認してください。
経済産業省のサイバーセキュリティ経営ガイドラインは、経営者が認識する3原則と、担当幹部に指示する重要10項目をまとめたものです [12]。対象は、大企業と中小企業(小規模事業者を除く)のうち、ITのシステムやサービスを供給する企業、および経営戦略上ITの利活用が不可欠な企業の経営者です [12]。IPAのプラクティス集には、委託すべき範囲の明確化とその管理という項目もあります [10]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- エックスサーバーのスタンダード(36か月契約)を、月額換算の料金で12か月分見積もる場合: 計算式: 税込693円/月 × 12か月 = 税込8,316円(2026-10-20時点の料金から計算)
- ConoHa WINGのベーシック(通常料金)を1年使う場合: 計算式: 税込1,452円/月 × 12か月 = 税込17,424円(2026-10-20時点の料金から計算)
- wpX SpeedのW1を、月額上限まで使って1年続けた場合: 計算式: 税込1,320円/月 × 12か月 = 税込15,840円(2026-10-20時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。エックスサーバーの料金は契約期間分の一括前払いで、キャンペーン価格には適用期間があります [8]。wpX Speedは時間課金のため、使い方によっては上限より低くなります [6]。
よくある質問
Q. 共用サーバーとVPSは何が違いますか?
共用サーバーは1台のサーバーを複数の利用者で共有するため、低コストで始めやすい方式です [3]。VPSは仮想的に分離された環境を使えるため、設定の自由度が高く、細かい構成を組みたい場合に向いています [3]。
Q. 専用サーバーはどんな場合に検討しますか?
ヘテムルのマネージド専用サーバーは、大規模サイトや複数サイトを管理する法人向けです。1つのサーバーを専有するため、他のユーザーの影響や転送量を気にせずに運営できます [5]。Kinstaにも専用サーバーのアドオンがあり、アクセス数が多いサイト向けと案内されています [9]。
Q. OSの設定や管理者権限が必要な場合はどうしますか?
ConoHaの案内では、OSやミドルウェアを自由に設定したい場合や、管理者権限が必要な場合は、ConoHa VPSの検討を勧めています [3]。共用サーバーのConoHa WINGは、サーバー構築の手間を抑えて運用したい場合に向くとされています [3]。
Q. 月額を安く抑えるには、どの契約期間を選べばよいですか?
エックスサーバーは契約期間が長いほど、月額に換算した料金が下がる表になっています [8]。ConoHa WINGも、WINGパックは契約期間に応じて月額が変わります [3]。どちらも契約期間分の一括前払いで、ConoHa WINGのWINGパックは途中解約ができません [3][8]。
Q. 他社のサーバーからWordPressを移せますか?
ConoHa WINGには「WordPressかんたん移行」機能があります [3]。エックスサーバーにも、他社で運用中のWordPressを自動で移行する「WordPress簡単移行」があります [1]。wpX Speedも同名の機能を備えています [6]。Kinstaはサイト移行が無料です [9]。手順は公式ページで最新の情報を確認してください。