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共用サーバー(レンタルサーバー)からVPSへ移ると、OSやアプリの構成を自分で決められるようになります。一方で、サーバー管理の手間は自分に回ってきます。この記事は、切り替える前に見ておきたい点を、料金・バックアップ・サポート・移行の手間の順に整理しました。比べたのは、乗り換え元になりやすいエックスサーバー(レンタルサーバー)と、乗り換え先のXServer VPS、ConoHa VPSの3サービスです。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、ConoHa VPS。メモリ2GB・3コア・SSD100GBの構成が税込1,259円/月で、データ転送量は無料です [4]
- 2〜10人の会社なら、XServer VPS。電話・メールのサポートが無料で、法人向けのビジネスプランも用意されています [3]
- 無料で始めたい人なら、XServer VPS。2GBと4GBのプランを試せる「無料VPS」があります。コントロールパネルから契約を更新し続ける必要があります [3]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-17 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込693円/月〜
無料枠 10日間無料お試し
サーバー管理の手間を省いてサイトやメールを運用できる
税込1,259円/月
無料期間 なし・要確認
データ転送量は無料。自動バックアップは毎日、最大30世代
税込1,265円/月
無料枠 無料VPS(2GB・4GB。契約の更新が必要)
AMD EPYCとNVMe SSDを全プランで標準搭載
選び方
結論
1人で使う人
ConoHa VPSメモリ2GB・3コア・SSD100GBの構成が税込1,259円/月で、データ転送量は無料です [4]
2〜10人の会社
XServer VPS電話・メールのサポートが無料で、法人向けのビジネスプランも用意されています [3]
無料で始めたい人
XServer VPS2GBと4GBのプランを試せる「無料VPS」があります。コントロールパネルから契約を更新し続ける必要があります [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 月額表示でも、支払いは契約期間分の一括前払いのことがあります。エックスサーバーは一括前払いです [5]。ConoHa VPSの「まとめトク」も一括前払いで、途中解約はできません [4]。
- 管理の範囲: VPSはroot権限が付き、OSやアプリの構成を自由に選べます。レンタルサーバーは管理の手間を省いてサイトやメールを運用したい場合に向きます [3]。
- バックアップとサポート: 自動バックアップの有無や世代数、電話・メールの窓口は、サービスやプランで違います。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー(レンタルサーバー) | あり | あり | あり | あり |
| XServer VPS | あり | あり | あり | あり |
| ConoHa VPS | あり | 要確認 | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー(レンタルサーバー) | スタンダード 12ヶ月契約 税込990円/月、36ヶ月契約 税込693円/月(いずれもキャンペーン価格)[5] | 10日間無料お試し [5] | 個人利用から法人利用まで(ビジネスプランは法人向け)[1][5] | WordPress簡単移行、独自ドメイン永久無料特典 [1] | 電話・メール [2] | サーバー管理の手間を省いてサイトやメールを運用できる [3] | 管理者ユーザー設定はビジネスプランのみ [2] |
| XServer VPS | 2GBプラン 税込1,265円/月から[3] | 無料VPS(2GB・4GB。契約の更新が必要)[3] | 小規模サイトから大規模サイトまで。法人向けビジネスプランあり [3] | Docker・WordPress・Difyなどのアプリイメージ [3] | 電話・メール(無料)[3] | AMD EPYCとNVMe SSDを全プランで標準搭載 [3] | 2GBプランの自動バックアップとプライベートネットワークは「-」[3] |
| ConoHa VPS | VPS 2GB(3コア・SSD100GB)税込1,259円/月(更新時の表示)[4] | 公式ページで確認 | 法人にも個人にも対応 [4] | KUSANAGI、オブジェクトストレージ、ロードバランサー [4] | 公式ページで確認 | データ転送量は無料。自動バックアップは毎日、最大30世代 [4] | まとめトクは一括前払いで、途中解約はできない [4] |
各サービスの公式情報
エックスサーバー(レンタルサーバー)
スタンダード 12ヶ月契約 税込990円/月(キャンペーン価格)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- サーバーの管理に手間をかけず、WordPressやメールを運用したい人 [3]
- 向かない人
- OSやミドルウェアの構成を自分で決めたい人 [3]
- 長所
- ディスク容量は500GB(スタンダード)で、転送量は無制限です [2]
- 短所
- スタンダードプランの設定おまかせサポートは有料です [5]
- 料金
- スタンダード 12ヶ月契約 税込990円/月(キャンペーン価格)[5]
エックスサーバー(レンタルサーバー)の料金はいくら?
スタンダード 12ヶ月契約 税込990円/月(キャンペーン価格)[5]。
乗り換え元として見ると、データは毎日自動でバックアップされ、過去14日分が保持されます [2]。VPSへ移る前に、このバックアップを移行先でどう代わりにするかを決めておきましょう。
VPSへ移さず、レンタルサーバーのまま使い続ける選択肢もあります。WordPressの簡単移行機能や移転代行オプションがあります [1]。VPS側のアプリ導入手順や管理画面の操作は、公式ページで最新の情報を確認してください。
XServer VPS
2GBプラン 税込1,265円/月から
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- root権限と専用リソースで、アプリの構成を自由に選びたい人 [3]
- 向かない人
- サーバー管理の手間を省きたい人 [3]
- 長所
- 電話・メールのサポートが無料で、60種類以上のOS・アプリイメージを使えます [3]
- 短所
- 2GBプランは自動バックアップが「-」で、バックアップの手当てを自分で考える必要があります [3]
- 料金
- 2GBプラン 税込1,265円/月から[3]
XServer VPSの料金はいくら?
2GBプラン 税込1,265円/月から[3]。
無料VPS(2GB・4GB)があるので、有料契約の前に使い心地を試せます [3]。この無料枠はコントロールパネルから契約を更新し続ける必要があります [3]。
2026-10-16付のお知らせに、ビジネスプランの新規受付再開と「メモリ無料増設」機能の新規提供終了が出ています [3]。6GBや12GBの表示はこの増設を適用した後の容量です [3]。申込前に、公式ページで最新のプラン内容を確認してください。
ConoHa VPS
VPS 2GB 税込1,259円/月(更新時の表示)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点
- 向いている人
- 少人数で、データ転送量を気にせずAIツールやWebアプリを動かしたい人 [4]
- 向かない人
- 月額を分割で払いたい人。まとめトクは一括前払いです [4]
- 長所
- データ転送量が無料で、円建てで予算を立てやすい料金体系です [4]
- 短所
- まとめトクは契約期間中の途中解約ができません [4]
- 料金
- VPS 2GB 税込1,259円/月(更新時の表示)[4]
ConoHa VPSの料金はいくら?
VPS 2GB 税込1,259円/月(更新時の表示)[4]。
メモリ2GBのプランは、まとめトクで初回料金と更新時の料金が違います [4]。更新を行わない場合、契約期間が終了するとサーバーは削除されます [4]。
自動バックアップは毎日、最大30世代まで保存できます [4]。バックアップの料金や設定は、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
情報セキュリティ10大脅威とは?
情報セキュリティ10大脅威とは、前年に社会的な影響が大きかった事案から、IPAが候補を選び、研究者や実務担当者の選考会が審議・投票して決めたものです [6]
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度です [7]
サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは?
サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは、経営者が認識すべき3原則と、担当幹部に指示すべき重要10項目をまとめた、経済産業省とIPAが策定した指針です [8]
関係する制度
くわしく読む
IPAは「重要なセキュリティ情報」に、WordPressの脆弱性対策(2026年度)を掲載しています [6]。同じ一覧は中小企業向けのページにもあります [7]。
IPAの中小企業向けページには、25個の診断項目に答える「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」があります。自社の対策状況を簡単に把握できます [7]。「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」も公開されています [7]。
経済産業省のサイバーセキュリティ経営ガイドラインは、大企業と中小企業のうち、ITを供給する企業や経営戦略上ITの利活用が不可欠な企業の経営者が対象です。小規模事業者は除かれます [8]。ガイドラインを中小企業向けに編集した解説は、IPAの中小企業向けガイドラインの経営者編にまとまっています [8]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- ConoHa VPS 2GBを1年使う場合: 計算式: 税込1,259円/月 × 12か月 = 税込15,108円(2026-10-17時点の料金から計算)
- XServer VPS 2GBを1年使う場合: 計算式: 税込1,265円/月 × 12か月 = 税込15,180円(2026-10-17時点の料金から計算)
- エックスサーバー スタンダードを12ヶ月契約で1年使う場合: 計算式: 税込990円/月 × 12か月 = 税込11,880円(キャンペーン価格、2026-10-17時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. VPSとレンタルサーバーは何が違いますか?
VPSには専用リソースとroot権限が付き、OSやアプリの構成を自由に選べます。レンタルサーバーは、サーバー管理の手間を省いてサイトやメールを運用したい場合に向いています [3]。
Q. 他社から乗り換えるとき、WordPressを自動で移せますか?
エックスサーバーには、他社サーバーで運用中のWordPressを自動で移す「WordPress簡単移行」があります。手順は「サーバー移転」のマニュアルにあり、不安な場合は「サーバー移転代行」オプションもあります [1]。VPSへの移行で同じ機能を使えるかは、公式ページで最新の手順を確認してください。
Q. 切り替え後のバックアップはどう考えればよいですか?
エックスサーバーは、サーバー上のデータを毎日自動でバックアップし、過去14日分を保持します [2]。XServer VPSの2GBプランは自動バックアップが「-」です [3]。ConoHa VPSには、毎日自動で保存し最大30世代まで残せる自動バックアップがあります [4]。
Q. 切り替えるとサポートは変わりますか?
エックスサーバーとXServer VPSは、どちらも電話・メールのサポートを無料で使えます [2][3]。ConoHa VPSのサポート内容は、公式ページで確認してください。
Q. VPSに移ったあと、セキュリティ面で何を見ればよいですか?
IPAの中小企業向けページに、25項目の自社診断やSECURITY ACTIONの案内があります [7]。WordPressなどの脆弱性情報は、IPAの「重要なセキュリティ情報」で確認できます [6]。