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レンタルサーバーの利用料を経費にするとき、気になるのは「料金の違い」と「帳簿でどう扱うか」の2点です。この記事では、5サービスの公式ページから読める料金と条件を整理します。あわせて、国税庁の資料から読み取れる経費の考え方も書きます。勘定科目の名前そのものは、渡された資料に載っていないため決めません。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、ConoHa WING。ベーシックプランから始められ、初期費用は無料です [3]
  • 2〜10人の会社なら、エックスサーバーのビジネスプラン。ドメインごとに複数人でサーバーを管理でき、権限も設定できます [2]
  • 無料で始めたい人なら、エックスサーバー。全プランに10日間の無料お試しがあります [8]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-19 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?1人で使う人ConoHa WING2〜10人の会社エックスサーバーのビジネスプラン無料で始めたい人エックスサーバー
記事の結論と同じ内容です

結論

選定基準(選び方の軸3つ)

  1. 料金の形: 契約期間分の一括前払いか、時間単位の課金かで、支払いのタイミングが変わります。エックスサーバーは契約期間分の一括前払いです [8]。ConoHa WINGは、WINGパックが一括前払いで途中解約ができず、通常料金は最低利用期間がありません [3]。
  2. 書類と記録の残しやすさ: エックスサーバーは新規契約の見積書を発行できます [8]。ConoHa WINGは適格請求書の発行に対応と案内しています [3]。
  3. 運用体制とサポート: 複数人で管理するか、設定を任せたいかで、必要な機能が変わります。サポートの範囲はサービスごとに違うため、比較表と各節で整理します。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)エックスサーバー スタンダード(12か月契約)税込990円/月エックスサーバー プレミアム(36か月契約)税込1,386円/月ConoHa WING ベーシック(36か月)税込678円/月ConoHa WING 通常料金税込1,452円/月wpX Speed W1税込1,320円/月ヘテムル料金は公式ページで確認Kinsta料金は公式ページで確認
出典 [8][3][4][5][6][9]・料金は 2026-10-19 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
エックスサーバーありありありあり
ConoHa WINGありありありあり
ヘテムル要確認あり要確認あり
wpX Speedありありあり要確認
Kinsta要確認ありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [8][2][3][4][5][6][9][7]・料金は 2026-10-19 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

比較表(料金は 2026-10-19 時点)
サービス税込料金無料枠対象規模主な連携先サポート強み弱み
エックスサーバースタンダード(12か月契約)税込990円/月、プレミアム(36か月契約)税込1,386円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)[8]10日間の無料お試し [8]個人から法人まで [1]WordPress、EC-CUBEなどの簡単インストール [2]メール・電話 [2]独自ドメイン永久無料特典 [8]設定おまかせサポートはスタンダードとプレミアムで有料 [8]
ConoHa WINGベーシック(36か月)税込678円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)、通常料金 税込1,452円/月 [3][4]初期費用無料、独自ドメイン最大2つ無料 [3]個人ブログから法人向けビジネスプランまで [3]WordPressかんたんセットアップ、Slack通知 [3][4]電話・メール [3]通常料金は最低利用期間なし [3]WINGパックは一括前払いで途中解約不可 [3]
ヘテムル公式ページで確認 [5]初期費用無料 [5]共用サーバーと大規模向け専用サーバー [5]公式ページで確認電話サポート無料 [5]自動バックアップは最大14日分 [5]専用サーバーの月額は要相談 [5]
wpX SpeedW1 税込1,320円/月が上限、時間課金は税込2.2円/時から[6]初期設定費無料 [6]WordPress専用 [6]WordPress [6]公式ページで確認プラン変更を自動で行うオートスケール機能 [6]WordPress専用サービスである [6]
Kinsta公式ページで確認(米ドル・税抜表示)[9]初月無料 [9]中小企業・個人事業主、Web制作・運用会社、エンタープライズ向け [7]Cloudflare、Git、Kinsta API [7]24時間365日の有人サポート [7]日本語を含む8言語に対応 [7]料金が米ドル・税抜表示 [9]

各サービスの公式情報

エックスサーバー

スタンダード(12か月契約)税込990円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

向いている人
個人から法人まで、同じ事業者でプランを選びたい人。複数人で管理するならビジネスプランを確認してください [2]
向かない人
設定おまかせサポートを無料で使いたい人。無料なのはビジネスプランだけです [8]
長所
全プランに10日間の無料お試しがあり、独自ドメインを最大2つ永久無料で取得できます [8]
短所
お支払いは契約期間分の一括前払いで、キャンペーン価格は2026年11月4日17:00までです [8]
料金
スタンダード(12か月契約)税込990円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)[8]

エックスサーバーの料金はいくら?

スタンダード(12か月契約)税込990円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)[8]。

契約期間が長いほど月額換算は下がり、36か月契約の通常料金は税込990円/月です[8]。お支払いは契約期間分の一括前払いです [8]。新規契約なら、プランと期間を選んで見積書を発行できます [8]。

エックスサーバーの料金を公式で見るPR

ConoHa WING

ベーシック(WINGパック36か月)税込678円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

向いている人
通常料金で最低利用期間なしに始めたい人や、長期契約で月額を抑えたい人 [3]
向かない人
期間の途中で解約する可能性がある人は、WINGパックに注意してください。途中解約ができません [3]
長所
初期費用が無料で、メールアドレスは追加料金なしで無制限に作れます [3]
短所
WINGパックは契約期間分の一括前払いで、月ごとの分割払いはできません [3]
料金
ベーシック(WINGパック36か月)税込678円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)[3]

ConoHa WINGの料金はいくら?

ベーシック(WINGパック36か月)税込678円/月(2026-10-19時点、キャンペーン価格)[3]。

キャンペーン価格は2026年10月22日16:00までの新規契約が対象です [3]。通常料金は、ベーシックが税込1,452円/月です[4]。通常料金には月額の上限があり、時間単位の料金で使った分だけ請求されます [3]。

ConoHa WINGの料金を公式で見るPR

ヘテムル

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

向いている人
電話サポートを無料で使いたい人 [5]
向かない人
円の料金を税込で比べたい人。トップページでは税込・税抜の別が読めません [5]
長所
初期費用が無料で、自動バックアップから最大14日分のデータを復元できます [5]
短所
大規模サイト向けのマネージド専用サーバーは、月額が要相談です [5]
料金
料金は公式ページで確認してください [5]

ヘテムルの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [5]。

共用サーバーは容量600GBで、データベースとマルチドメインが無制限です [5]。経費処理のために税込額を知りたい場合は、契約前に公式ページで最新の表示を見てください。

ヘテムルの料金を公式で見る

wpX Speed

W1プラン 税込2.2円/時から、月額は税込1,320円が上限

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

向いている人
WordPressを専用の環境で動かし、アクセス増に自動で備えたい人 [6]
向かない人
WordPress以外のプログラムを動かしたい人。サービスはWordPress専用です [6]
長所
初期設定費が無料で、WAF設定機能を無料で使えます [6]
短所
自動バックアップが保持するのは過去7日分です [6]
料金
W1プラン 税込2.2円/時から、月額は税込1,320円が上限[6]

wpX Speedの料金はいくら?

W1プラン 税込2.2円/時から、月額は税込1,320円が上限[6]。

時間単位の課金には月額上限があり、W1なら上限は税込1,320円です[6]。プラン変更の条件と予算は任意で設定できます [6]。使った分だけの請求になるため、月ごとに経費の額が変わる点を押さえてください。

wpX Speedの料金を公式で見る

Kinsta

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点

向いている人
手間のかからないサーバーを求める中小企業や制作会社 [7]
向かない人
円の税込額で予算を組みたい人。価格は米ドル・税抜表示です [9]
長所
24時間365日のエンジニア対応で、日本語を含む8言語に対応します [7]
短所
管理できるWordPressサイト数がプランごとに決まっており、増やすには追加の費用がかかります [9]
料金
料金は公式ページで確認してください [9]

Kinstaの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [9]。

初月は無料で試せます [9]。月払いと年払いを選べます [9]。円への換算の扱いは、税理士か税務署に確認してください。

Kinstaの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

必要経費とは?

必要経費とは、事業所得・不動産所得・雑所得の金額を計算するときに、収入を得るために要した売上原価や、その年に生じた販売費・一般管理費などの業務上の費用として算入できる金額です [10]

家事関連費とは?

家事関連費とは、一つの支出が家事上と業務上の両方にかかわりがある費用のことです [10]

減価償却とは?

減価償却とは、取得した資産の代金を、決められた方法で使用可能期間に分けて必要経費にしていく手続のことです [12]

関係する制度

くわしく読む

事業所得などの計算では、販売費や一般管理費などの業務上の費用が必要経費になります [10]。必要経費は、その年に債務が確定した金額です。支払った年ではなく、債務が確定した年で考えます [10]。確定の要件は3つあり、12月31日までに債務が成立していること、給付の原因となる事実が発生していること、金額を合理的に算定できることです [10]。

サーバーを個人の生活と事業の両方で使う場合は、家事関連費の考え方が関わります。必要経費にできるのは、業務に直接必要だったと明らかに区分できる金額に限られます [10]。契約期間分を一括で前払いするときに、年をまたぐ分をどう扱うかは、渡された資料から読み取れません。税務署か税理士に確認してください。

減価償却の資料は、事業用の建物や器具備品などの資産が対象です。使用可能期間が1年未満、または取得価額が10万円未満のものは、全額をその年の必要経費にします [12]。レンタルサーバーの利用料がこの資産に当たるかどうかは、資料から読み取れません。取得価額の判定で消費税を含めるかどうかは、税込経理か税抜経理かで決まります [12]。

新たに事業を始めたときは、個人事業の開廃業等届出書や青色申告承認申請書などの届出があります [11]。適格請求書発行事業者の登録申請書もあります [11]。勘定科目の名前そのものは、渡された資料に載っていません。公式ページで最新の情報を確認し、決め方は税理士に相談してください。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

エックスサーバー スタンダード(12か月契約)を1年使う場合税込11,880円ConoHa WING ベーシック(WINGパック36か月)を契約する場合税込24,408円ConoHa WING ベーシックを通常料金で1年使う場合税込17,424円wpX Speed W1を毎月上限額まで使う場合税込15,840円
出典 [8][3][4][6]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-19 時点
計算式と前提を見る
  • エックスサーバー スタンダード(12か月契約)を1年使う場合: 計算式: 税込990円/月 × 12か月 = 税込11,880円(2026-10-19時点の料金から計算)
  • ConoHa WING ベーシック(WINGパック36か月)を契約する場合: 計算式: 税込678円/月 × 36か月 = 税込24,408円(2026-10-19時点の料金から計算)
  • ConoHa WING ベーシックを通常料金で1年使う場合: 計算式: 税込1,452円/月 × 12か月 = 税込17,424円(2026-10-19時点の料金から計算)
  • wpX Speed W1を毎月上限額まで使う場合: 計算式: 税込1,320円/月 × 12か月 = 税込15,840円(2026-10-19時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。

よくある質問

Q. レンタルサーバー代は経費にできますか?

事業所得などの計算では、業務上の費用が必要経費になります [10]。サーバーを事業のサイトやメールに使うなら、この考え方に当てはめて検討します。個別の判断は、公式ページで最新の情報を確認したうえで、税務署か税理士に相談してください。

Q. 勘定科目は何にすればよいですか?

渡された資料には、レンタルサーバー代の勘定科目名が載っていません。そのため、この記事では科目を指定しません。事業の帳簿の付け方に合わせて、税理士などに確認してください。

Q. 自宅兼用で使っている場合はどうなりますか?

生活と業務の両方にかかわる費用は、必要経費にできる範囲が限られます。業務遂行上直接必要だったと明らかに区分できる金額が対象です [10]。取引の記録などで区分できるようにしておくことが前提です [10]。

Q. 開業したばかりで、先に出しておく届出はありますか?

個人が新たに事業を始めたときは、所得税・源泉所得税・消費税の届出があります [11]。青色申告承認申請書は、原則として申告しようとする年の3月15日までです。その年の1月16日以後に開業した場合は、開業日から2か月以内です [11]。

Q. 契約期間分を前払いした場合、いつの経費になりますか?

必要経費は、その年に債務が確定した金額です [10]。複数年分を一括前払いしたときの扱いは、渡された資料から読み取れません。公式ページで最新の情報を確認し、税理士に相談してください。